おつかれさまです!広報の川向です。
R-ibraryの名前の由来に込められた想いから、Rメンバーにぜひ読んでもらいたい本を紹介する“ D2C R推薦図書 ”です。
R-ibrary:古書から最新の雑誌や新聞など<今>に繋がる書籍が置いてある図書館(library)のように、
D2C Rの変わらない価値(昔)と新しく生み出していく(今)が共存できる場所。
今回は、いつもよりも時間ができる年末前に参考にしてほしいなと思い、
アカウントデザイン1部の鈴木宏和さんと第二営業本部の川村さんに聞いてきました。
このお二人がどんな本を読んでいるのか、気になりますよね。
記事の最後には、お二人に社内メンバーの中から「この人の推薦図書を知りたい」というメンバーを指名してもらっているので
誰が指名されるのか(あなたかも⁉)ドキドキしながらご覧ください。
鈴木宏和さんオススメの本
@hirokazusuzukid 2015年入社
現在は、アカウントデザイン1部で部長をしております。部署としてはメディアプランニングやディレクションが業務の中心になります。
マーケティングラボ内のインフルエンサーオフィスにも所属しています。
①ポイント経済圏20年戦争 100兆円ビジネスを巡る五大陣営の死闘
(名古屋和希)
オススメする理由
現在、人々の消費行動に大きな影響を与えている「ポイント」
そして、我々D2Cグループの仕事に大きく関わる「ポイント経済圏」がどのように生まれ、
飛躍を遂げたのかが描かれてる本になります。
まずは、単純に読み物として面白いです。
登場人物はビジネス界の重鎮の方々ですが、今日に至るまでに多くの人間ドラマがあります。
ネタバレぽくなるのであまり言うのもなんですが、
ポイントの概念を作ったTポイントと現在経済圏を引っ張る存在の楽天ポイント。
どちらもキーマンは同じ人物だったことであったり、
過去の仲間はいずれ敵となることなど、ドラマ以上にドラマか、と思います。
そこにはロジックだけでコトは動かないという、世の中の現実を生々しく描かれていてます。
また、そのなかで、随所に顧客に刺さる提案方法や、
人とのつながりから仕事を生み出す方法など仕事に役立つスキルや考えがあり、参考になると同時に
「こんな方々も、時には恥もかき、こんなに泥臭いやり方で、今に至ったのか」と勇気をもらえると思います。
何より、我々としては、事実としてこの経済圏競争の大きな潮流の中におり、
直接的に関係するポジションにいるのかと、改めて日々の仕事への意義を感じれると思います!
どんな人にオススメですか?
D2Cグループの皆さん
②マーケティング「つながる」思考術 「こんなはずじゃなかった」と決別するために
知っておくべき売上に至るまでの「点と線と面」
(池田 紀行)
オススメする理由
直接的に今の仕事につながる本です。
本の中では、現在マーケティングの現場で起きている不幸は、
課題と施策のミスマッチによって起きていることが多いと言っています。
(本の中では、それらを医療ミス(病気の診断と薬の処方のミスマッチ)に例えておりわかりやすい!)
わかりやすい話でいえば、
・新規顧客を増やしたくてリスティング広告の予算を増やしたのに、CPAが上がってきてる!ちゃんとやれ!
・インフルエンサーマーケやっても全くバズらないし、売り上げもたいしてあがらない。ちゃんとやれ!
・動画がいいっていうから動画広告やっているのに、全くCVがとれない、ちゃんとやれ!
みたい話です。あるあるですよね。
これらは、施策そのものが意味なかったわけではなくて、診断と処方がずれていた、
もしくは診断結果が間違いだったということを言っています。
基本的には、皆が売上を求めています。ですが、売上があがる万能薬はないです。
だからこそ、売上が上がらない理由=病気はどこにあるかを明確に診断し、
それに合った処方が大事ということが書かれています。
当たり前だと思うかもしれませんが、思った以上にこれが難しい。
本の中では、個々の施策でできること、できないこと、
マーケティングの原理原則、ファネルマップなどを丁寧に説明してくれており、
戦略立てやプランニングにおける地図のように使う事をおススメします!
どんな人にオススメですか?
戦略立案やプランニング業務に従事する人
戦略の戦術のズレがないか認識合わせをしたい人
川村さんオススメの本
2011年に新卒でD2Cに入って以来、転職はしてないのですが
既に7社程を経験してます。今は第二営業本部で本部長してます。
https://www.wantedly.com/companies/company_5198970/post_articles/324550
自分に嫌われない生き方
(谷口たかひさ)
オススメする理由
僕の大学時代の友人が最近執筆した本という事で宣伝も兼ねて。笑
大学時代は「お酒が好きな気のいいヤツ」というごく一般的な大学生というイメージだったのですが、
つい最近飲んだ時に色々聞いてみると、国会で日本の政治家に対して他国の状況/政策を踏まえたアドバイスをしたり、
国連やTEDで環境問題についてスピーチしたり、とんでもないヤツになっていました。
この本は、そんな彼がこれまでの経験などをベースに「今をどう生きるべきか」という彼自身の考え方、
特に「今この瞬間が如何に大事/重要なのか」が幾つかのパート/角度に分かれて言語化されています。
総じて「人生」という壮大なテーマではあるのですが、
あくまでも「今この瞬間の生き方・考え方」に焦点が当たり続けているので、
公私ともに自分自身の”今”を考えるキッカケになる本だと思います。
例えば、本の中にもあるのですが、イギリスの大学の研究によると、
人間は1日生きているだけで約35,000回も”判断(決める事)”を行っているらしいです。
(アンミカさんもテレビで言っていたような気が。)
朝目覚ましが鳴ると「起きようかな?もう少し寝ようかな?」とか、
「まず着替えようかな?歯磨きしようかな?」とか、もはや無意識的に判断を行っています。
これらは比較的簡単な/単純な判断ではあるのですが、
皆さんも仕事をされている中で、ご家族・友人と生活をしている中で、
様々な判断をされているかと思います。
その判断軸って、何に置いていますか?
何を重視して判断していますか?
自分が正しいと思う事?相手が喜ぶと思う事?誰かに指示を受けた事?
“正解”は時に変化するし、
“正解がない”なんて事もしばしば。
それを悩むよりも、自分の判断を”正解”に出来るよう、
自分軸を持った言動・行動こそが、自己肯定感を高める事にも繋がります。
そんな自分自身の今を見つめ直すには参考になる本かなと思っています。
どんな人にオススメですか?
・自分に自信を持ち切れてない人/自分軸を探している人
・新しい考え方に触れたい人
本を読む理由
・鈴木宏和さん:基本的には自身をアップデートし、前に進めるためのツールです。
今の時代、正解がない問いに関して前に進むためには自分の経験のみ向かうのは中々答えも出ず、苦しい
だからこそ、本を読み、先人達の知を取り入れることで
自分の思考を拡張し、前に進むことができると感じています。
・川村さん:僕も星さん同様あまり本を読まないタイプの人間なので偉そうな事は言えないのですが、
知識を得る/深めるはありつつ、視野を広げる事に役立つツールなのかなと思います。
自分自身で経験し得ない事や、まだ知らない事、出会った事の無い考え方など、
自分の人生に活かす/活かさないの判断含めて、自らの引き出しを増やす一つの方法と捉えてます。
最後に、次の推薦図書を紹介する人の指名をお願いします!
・鈴木宏和さん → 竹塚さん
・川村卓さん → 伊藤真二さん
鈴木宏和さん、川村さんありがとうございました!
気になる本があった方は、もうすぐやってくる年末年始のお休み期間にぜひ読んでみて下さい。
感想はぜひご本人に伝えてみて下さいね。
(指名されたお二人は恐らくこの記事を見て知ったと思いますので、後日改めてご連絡させていただきます。)
次回もお楽しみに!
▼今まで紹介された本をチェックしたい方はこちらからどうぞ!
広報チーム。この社内報『R-ibrary』とデジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の2つのブログメディアの運営&編集長。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。