
おつかれさまです!広報の川向です。
R-ibraryの名前の由来に込められた想いから、Rメンバーにぜひ読んでもらいたい本を紹介する“ D2C R推薦図書 ”です。
R-ibrary:古書から最新の雑誌や新聞など<今>に繋がる書籍が置いてある図書館(library)のように、
D2C Rの変わらない価値(昔)と新しく生み出していく(今)が共存できる場所。
今回は、いつもよりも時間ができるGW連休前に参考にしてほしいなと思い、
アカウントデザイン1部の古市さんとメディアイノベーション部の鈴木光洋さんに聞いてきました。
このお二人がどんな本を読んでいるのか、気になりますよね。
記事の最後には、お二人に社内メンバーの中から「この人の推薦図書を知りたい」というメンバーを指名してもらっているので
誰が指名されるのか(あなたかも⁉)ドキドキしながらご覧ください。
古市さんオススメの本
前職は金融業界で働いており、2019年にD2C Rへ入社。現在は、アカウントデザイン1部でマネージャーをしております。
部署としてのミッションは営業、メディア、クリエイティブ、データ等を横断的にみて社内のクオリティを上げながら、
クライアントのビジネスを最大化することです。学生時代は14年間ラグビーをしており、現在は週末にサーフィンをして過ごしております。
①センスは知識からはじまる
(水野学)
オススメする理由
この本の著者が一番伝えたいことは、
「センスとは先天的に備わっているものではなく
知識を吸収することで育っていく後天的なものである」
ということだと解釈しています。
当時部長の方が薦めてくださり、 僕が本を読み続けるきっかけになったものです。
「古市は今この本を読んだ方がいいな。」
と1on1で伝えてくださったことで今の自分があるなと感じております。
内容的には冒頭でお伝えした通りの内容を
色々な角度で説明をしています。
センスの正体を解像度高く知りたい方は是非読んでみてください。
どんな人にオススメですか?
本を読む理由がイマイチわからない方
業務に飽きてきているが、もっと成長したいと思う方
②時間革命
(堀江貴文)
オススメする理由
そこら中に溢れている「人が行動できない理由や言い訳」が具体的に詰まっており、
人生が上手くいくかどうかは行動し続ける覚悟があるかどうかだけなんだと 感じる本でした。
個人的にもずっと説教されているような耳が痛い本でしたが、
「最近、つい言い訳をしてしまうな…」と自分で思ってしまう方には 是非読んで頂くと得られることが多い本だと思います。
印象に残った内容を以下に記載します。
【印象に残った内容TOP3】
①継続自体に価値は無く、ゼロイチ思考をやめる
∟くだらない悩みに捉われたり、物事の優先順位を決めることができない人には共通点があり、
物事を「全か無か」「ありかなしか」「勝つか負けるか」のような両極端でしか見ることができないゼロイチ思考を持っている。
継続は力なりなんて言葉を真に受けずに、短期集中型ですべてを行う。
大事なことは続けることではなく、動き続けることである。
動くためには、やる前から継続を考える本末転倒的思考を除去すること。
②行動量は情報量に比例する
∟行動できる人とできない人の違いは
行動力といった曖昧な概念で決まっているのではなく
その人がどれだけの情報を持っているか、
何をどれくらい知っているかによって人間の行動量は規定されている。
「動き続けられる人」になりたいのであれば情報量を増やせば解決。
③いつかなんて長期の目標はまず実現しない
「自分が最終的にどうなりたいのか、わかりません」なんて悩みはくだらない
結局それは今やるべきことを先延ばししているだけの時間の無駄である。
実績と積んだら…時間ができたら…
と自分をダマし続けることに何の意味もなく、やりたいなら今すぐやった方がよい。
どんな人にオススメですか?
・やりたいことが沢山あるにも関わらず行動に移せない方
・いくら時間があっても足りないと思う方
・最近公私問わずストレスを抱えることが多いと思う方
鈴木光洋さんオススメの本
前職もネット広告代理店で営業職として働いていました。
D2C Rに入ってからは、広告運用部門の立上げ→新規案件開拓を営業部門→再び広告運用部門→沖縄で広告運用部門立ち上げを担当しています。
沖縄オフィスRECRUIT SITEは<コチラ>
①たった三行で会社は変わる
(藤田東久夫)
オススメする理由
「三行提報制度」という独自のシステムを通じて、
社員一人ひとりの小さな変化を会社全体の大きな変革に繋げる手法が紹介されています。
三行提報制度とは、社員が日々の業務の中で気づいたことや改善提案を、たった三行で報告する仕組みです。
また、トップダウンではなく、
社員一人一人の自発的な行動を促すことの重要性も書かれています。
変化を恐れず、まず行動すること、
そしてその結果をフィードバックし、改善を繰り返すことで、
会社は成長し続けることができると書いています。
変化の激しい現代において、企業が生き残るためのヒントを与えてくれました。
三行提報制度という具体的な事例を通して、社員の力を最大限に引き出すことの重要性を再認識しました。
また、トップのリーダーシップだけでなく、
社員一人ひとりの意識改革が組織を変える力になるというメッセージに感銘を受けました。
【参考にできるポイント】
・日々の気づきを大切にする:
日々の業務の中で、「もっとこうすればよくなる」「ここが問題だ」といった小さな気づきを大切にし、
それを積極的に発信する。三行提報制度のように、形式にとらわれず、気軽に意見を出すことが重要。
・主体的に行動する:
指示待ちではなく、自ら考え、行動する。失敗を恐れず、まずはやってみることが大切。
・変化を楽しむ:
変化を恐れず、むしろ楽しむ。新しいことに挑戦することで、自分の成長にも繋がり、会社にも貢献できる。
・意見を伝えることの重要性
組織の一員であるという意識をもって、おかしなことや改善してほしい点を伝える。
【特にマネジャーが参考にできるポイント】
・社員の意見に耳を傾ける
社員の小さな意見も見逃さず、真摯に耳を傾ける。三行提報制度のように、社員が気軽に意見を言える環境を作る。
・社員の主体性を尊重する
トップダウンではなく、社員の自主性を尊重する。社員が自ら考え、行動できるような環境を整える。
・変化を促すリーダーシップ
変化を恐れず、自らも新しいことに挑戦する。そして、その姿勢を社員に示すことで、組織全体の変化を促す。
・意見を言いやすい環境作り
日ごろからコミュニケーションを密にとる。また、社員が意見を言いやすい雰囲気つくりも重要になる。
・提案を精査する力
社員からの提案を精査し、その提案が会社にとって有効かどうか見極める。
この本で紹介されている「三行提報制度」は、あくまで一つの例です。
大切なのは、それぞれの会社や組織に合ったやり方で、
社員一人ひとりの力を最大限に引き出す仕組みを作ることだと思っています。
どんな人にオススメですか?
ちょっと会社や組織、仕事や同僚にモヤモヤを感じた事がある人。
そしてそれを打開したいという気持ちはあるけど、何をすればよいか思考を巡らせている人。
②企業文化をデザインする
(冨田憲二)
オススメする理由
企業の持続的な成長を支える「企業文化」の重要性を説き、
そのデザイン方法を具体的に解説した一冊です。
【主な内容】
第1部:企業文化とは何か
企業文化の定義、重要性、構成要素について解説。
Amazon、Netflix、Airbnb、サイバーエージェント、メルカリなど、企業文化を重視する企業の事例を紹介。
第2部:企業文化をデザインする
企業文化をデザインするための具体的なステップ、フレームワーク、ツールを紹介。
ビジョン・ミッション・バリューの策定、行動指針の設計、評価制度の構築など、多岐にわたるテーマを網羅。
第3部:企業文化を浸透させる
デザインした企業文化を組織全体に浸透させるための方法を解説。
採用、オンボーディング、研修、コミュニケーションなど、様々な場面における施策を紹介。
本書のポイント
【ポイント】
・企業文化は、経営戦略と並ぶ重要な要素である。
・企業文化は、トップダウンだけでなく、社員全員で創り上げるものである。
・企業文化のデザインには、明確なビジョンと戦略が必要である。
・企業文化の浸透には、継続的なコミュニケーションと改善が不可欠である。
この本は、企業文化の重要性を再認識させてくれるとともに、
そのデザイン方法について具体的な指針を与えてくれる一冊です。
特に印象的だったのは、企業文化を「デザイン」するという考え方です。
企業文化は、自然に生まれるものではなく、意図的に創り上げることができるという事を強く思う一冊でした。
どんな人にオススメですか?
こちらも一冊目と同様に
ちょっと会社や組織、仕事や同僚にモヤモヤを感じた事がある人。
そしてそれを打開したいという気持ちはあるけど、何をすればよいか思考を巡らせている人。
本を読む理由
・古市さん:本を読む理由は、大きく二つあります。
一つ目は【環境に左右されない人材でいたいから】です。
よく環境で人が変わるという話がありますが、もちろんそうだと思います。
僕自身、さまざまな方々に影響を受けながら、環境に支えられながら成長できたと思います。
それは恵まれたことでとても良いことだと思います。
ですが、近い将来刺激を得られないタイミングはどんな会社所属していても
訪れるかと思います。だったら少しでも自分ひとりで成長したい、
そんな思いに応えてくれる一つの手段が本だと感じています。この理由が一番大きいです。
二つ目は【リアルでの経験の吸収力を上げてくれるから】です。
「本を読みながら、あ、これ経験したことある!」
「知らなかったけど言語化するとこういうことなんだ!」
みたいに感じる経験ってないですかね?
・リアルで経験→本を読んで理解が深まる
・本で経験 →リアルで理解が深まる
という相互からインプットされることで吸収力を上げることができると思います。
また、本という言語化されたものを介することでいつでも振り返りができて、
どこかのタイミングでは血肉になりやすいということを感じています。
読む理由は、もっとたくさんあるのですが
大きく分けるとこの二つかなと思います。
・鈴木光洋さん:視野を広げられる事、また自身の考えや意見の確認ができるです。
一番は自分の経験と全く違う人の考えや学びをまとまった形で知れる事かなと思います。
一方で全く自分とはかかわりもなく、全く異なる人生を歩んでいるにも関わらず、共感できる事もとても多いです。
その時は同じような事を思っていても、異なる表現や異なる経験から導きだしていたりするので、
それも面白いなぁって感じますね。
最後に、次の推薦図書を紹介する人の指名をお願いします!
・古市さん → 児玉さん
・鈴木光洋さん → 渡邊竜三さん
古市さん、鈴木光洋さんありがとうございました!
気になる本があった方は、GWのお休み期間にぜひ読んでみて下さい。
感想はぜひご本人に伝えてみて下さいね。
(指名されたお二人は恐らくこの記事を見て知ったと思いますので、後日改めてご連絡させていただきます。)
次回もお楽しみに!
▼今まで紹介された本をチェックしたい方はこちらからどうぞ!

【X:@kawamu_pr】広報担当。この社内報『R-ibrary』とデジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の2つのブログメディアの運営&編集長。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。