こんにちは、人事の萩原です。2023年6月9日に行われた弊社のMVP授賞式であるD2C R AWARDにて、22年度MVPを受賞されたコミュニケーションデザイン1部 マネジャーの古市さんへインタビューをしてきました。
受賞のお気持ちや普段から意識して取り組んでいることなどを伺ってきました!
今回はその一部をご紹介させていただきます。
D2C R AWARDの様子は以下の記事を併せてご覧ください。
古市 光/メディア&ソリューション本部 コミュニケーションデザイン1部 マネジャー
営業部を経て、現在の部署にてマネジャーを担当。併せて戦略企画室にメンバーとして兼務。
学生時代は14年間ラグビー部に所属し、スポーツ中心の生活を過ごす。
新卒で金融業界にて従事していたが、より目に見えて誰かの役に立つ仕事がしたいという思いから広告業界へ。
現在は、様々な業界のクライアントに対して幅広い領域のプロモーションを担当。
趣味はサーフィンとお酒を飲むこと。
古市さんをもっと知ってもらえる記事はこちら!
<インタビュアー:萩原良太>
組織視点、メンバー視点を持つ
萩原:所属の部署を教えてください。
古市:メディア&ソリューション本部コミュニケーションデザイン1部という部署に所属しています。
萩原:どのようなことをしている部署ですか?
古市:営業・メディア・クリエイティブ等、案件に携わる各分野を横断したディレクションがメインになります。個人的には案件のコンサルティングだと思っていて、アサインされているメンバーの特性や経験値によって案件においてどのように動くかが異なります。柔軟性が求められますし対応領域も広いので大変ではあるのですが、自分の強みをいかようにでも発揮できるポジションだなと思っています。案件によっては全体指揮を取ることもあります。
萩原:ご自身の役職、役割、業務内容を教えてください。
古市:役職としてはマネジャーです。案件も担当していて大手通信会社がクライアントとなる案件には2年程携わっています。
マネジャーとしてはメンバーの成長促進・組織改善に注力しています。
メンバーの成長促進のために意識し始めているのは、色々なことを一緒に巻き込んで業務をするということです。
元々意思が強く自分で手を動かしたいタイプなのですが、組織全体の最適解を考えた時に自分が動ける時間にも限界があるのでメンバーとの意思疎通ができる関係を築くことで、メンバーの成長と組織の成長の二つが達成できるようなフォローアップできるようにしたいと思っています。
また、メンバーとの1on1の中で業務負荷や不安要素の確認、やりたいことができているのか等を話しながら把握するように心がけています。
案件ディレクション力と多方面に介在する組織改善
萩原:それでは、MVP受賞の理由と背景を改めて教えてください。
古市:大きく2点あると思っています。
1つ目は大型案件での状況整理と各方面へのグリップ力かなと思います。
自分たちが代理店と協業して大型案件に携わる際、クライアント・別代理店・メディア・D2C Rの営業等案件メンバー…とステークホルダーが多くなるため依頼内容の背景理解や目的等の目線合わせの難易度が高くなると思います。
言われたことを鵜吞みにして動くだけでは良い結果が出ないと思っているので、相手が誰であっても、社内外問わず納得いくまでその状況を良くするためのコミュニケーションに努めました。
萩原:なるほど、その結果どのようなことがありましたか?
古市:結果として、社内で正直な意見が以前より出てくるようになったり、クライアント側からは新しい情報を開示してもらいやすくなったりと、すべてではないですが上手くいくことも増えた気がします。もちろん上手くいかないことの方が多かったですが、常に本音で話すコミュニケーションは評価してもらえたのではないかと思います。
萩原:そのようなことがD2C Rの介在価値の向上につながっているんですね。もう1つはいかがですか?
古市:2つ目に組織改善に向けた動きに力を入れたことだと思います。
今期はデータ周りの整理・他部署との関係構築・入稿見直し等、様々なプロジェクト系の仕事に関わることが増えたのですが、どのディスカッションでも忖度なく意見を述べるようにしました。
そうすることで「プロジェクトが早く進む」「新しい意見が聞けてありがたい」等の声を寄せていただけたので、組織改善に貢献できたのではないかと思っています。
萩原:なるほど、その中でも特に注力できたことは何かありますか?
古市:組織改善として注力して取り組んだことの一つは知識の平準化です。
例えば、会社の強みであるデータ領域やクライアント固有の知識について、若手のメンバーでは深く理解しきれていないことがありました。(あまり大きな声では言えないですが僕もまだまだ発展途上です…笑)
こういったケースにおいて他部署のメンバーと連携しながら俗人的になってしまっていた部分を整理し、平準化する必要があると思っていたので、少しずつですが形にできているのかなと思っています。自分だけができるだけでは価値はなく、会社として他メンバーも含めてクライアントに最大の価値を提供できる状態感が理想的だと思うのでこういった知識の平準化に注力しました。
萩原:受賞をした率直なお気持ちを教えてください。
古市:何かを受賞するような経験が人生であまりなかったので驚きが先にきましたが、本当に嬉しかったです。
ですが、正直1年間がむしゃらに頑張ってきたもののまだ足りない部分も多いと思うので、期待値を込めた賞だと認識して今後も頑張りたいと思っています。
萩原:ご自身のどのような点が今回の受賞につながった要因だと思いますか?
古市:自分が大切にしているマインドや他者とのコミュニケーション部分かなと思います。
マインドとしてずっと意識していることは「自分が責任を持って何とかする」ということです。
他人や環境のせいにしても変わらないことの方が多いと思うので、自分が変わろうという気持ちで日々の業務に向き合っています。
また、大型案件を任せていただく中で当事者意識がどんどん強くなってきたという気持ちの変化も感じているので、成長チャンスを逃さないために、良くなる可能性が少しでもあるのであれば「とりあえずやってみる」ということも大切にしていますね。
先程の話の中でも出ていましたが、本音で話すことは得意な方だと思っているので、他者とのコミュニケーションにおける巻き込み力・汲み取り力を社内外に発揮できたことも良かったのではないかと思っています。
萩原:受賞したお気持ちをだれかに伝えたいですか?
古市:家族に伝えたら喜んでくれました。
あとは大学ラグビー部の同期ですかね。今でも社会人で本気でラグビーを頑張っている同期が人としてとても魅力的なので、僕は今の仕事でこんな風に負けないように頑張っていますと伝えたいですね。
納得するまで全力でやり切る姿勢
萩原:今後の目標、注力して取り組んでいきたいことを教えてください。
古市:各自が自分のキャリアやビジョンの中でやりたいことができる環境を整えたいです。どうしても状況や案件によって制約が出てくるケースもあるので、場合によっては納得できないこともあると思います。
どうにもできないことも多々あるのですが、それが続くと仕事があまり面白くないことになってしまうし、そうなると業績や人間関係にも影響してしまうのではないかなと思うんですよね。
小さなことからでも部署の垣根を超えて自分にできることはやっていきたいし言い訳はしたくないですね。
よくある話で仕事は人生の一部ではありますが長い時間を費やすのは間違いないので、全力でやる方が楽しいし決めたことは納得するまで全力でやり切りたい性格なので頑張っていきたいなと思っています。
萩原:お話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
あとがき
以上、2022年度MVP受賞者の古市さんが取り組んできたことや仕事に対するマインド、スタンスなどをご紹介しました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
過去のMVP受賞者インタビューは以下になります。併せてご覧ください。
株式会社D2CR人事部採用担当。2014年 新卒で広告代理店へ入社し、営業として従事。2018年 D2C Rへ中途入社し、営業として約2年間、ゲームクライアントの担当を経て人事部へ参画。海釣りとホームパーティが趣味。