おつかれさまです!広報の川向(@canvas_d2cr)です。
リニューアルしたR-ibrary、デザインや名前が大きく変わり
これからどんな記事が読めるのかなと楽しみにしてくれている方も多いと思います。
今回は、R-ibraryの名前に込められた想いにちなんで
Rメンバーにぜひ読んでもらいたい本を紹介する“ D2C R推薦図書 ”です。
R-ibrary:古書から最新の雑誌や新聞など<今>に繋がる書籍が置いてある図書館(library)のように、D2C Rの変わらない価値(昔)と新しく生み出していく(今)が共存できる場所。
初回は、取締役の市川さんと貴志さんに聞きました。
このお二人がどんな本を読んでいるのか、気になりますよね!
記事の最後には、お二人に社内メンバーの中から「この人の推薦図書を知りたい」というメンバーを指名してもらっているので、誰が指名されるのか(あなたかも⁉)ドキドキしながらご覧ください。
市川さんオススメの本
大学卒業後、2001年不動産会社入社
2008年 ディーツーコミュニケーションズ入社(現D2C)
ドコモメディア事業・媒体管理を担当
2012年 電通デジタル・ビジネス局 業務推進部 出向
2016年10月 D2Cデジタルマーケティング事業本部立ち上げ 本部長に就任
2020年1月 D2C Rにて営業担当取締役に就任
ストーリーとしての競争戦略
(楠木 建)
オススメする理由
自社・自部門組織の事業計画策定や、クライアントへの提案において「戦略」と向きあう事があると思いますが、それって「戦略」では無いんじゃない?と言われた事が誰しもあるかと思います。そんな時に、この本で纏められてるフレームで整理して、点を線にしてストーリーとして組み立てる事の役に立てる事ができる書籍だと思います。
どんな人にオススメですか?
3年目ミドル層~役職者全般
貴志さんオススメの本
2011年4月 ディーツーコミュニケーションズ入社(現D2C)
2013年 D2C R立ち上げに参画
2017年7月 D2C経営企画室 出向
2020年10月 統合プランニング本部立ち上げ 本部長に就任
2021年6月 取締役に就任(現任)
マーケティング部門・アドテクノロジー部門を担当
①Think CIVILITY: 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
(クリスティーン・ポラス)
オススメする理由
無礼が与える悪影響、礼節が生む好影響について、とても読みやすく纏められています。
「なんで仕事に礼節がいるの?スキルつけて成果出せばよくない?」
という疑問が出るかと思います。答えはシンプルで、「礼節こそ成果に直結するから」です。
本書では様々なエビデンスが示されていますが、特に無礼の影響にはいろいろな調査結果が紹介されており、
・80パーセントの人が、無礼な態度を気に病んでしまい、そのせいで仕事に使うべき時間を奪われている。
・66パーセントの人が、自分の業績は低下していると答えている。
・78パーセントの人が、組織への忠誠心が低下したと答えている。
・48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らしている。
など、明確に業績を引き下げることが明らかになっています。
自分のことを無礼だと思っている人は少ないと思います。
ただ、この本を読み終えて「自分は礼節100点の人間だ!」と思える人はなかなかいないんじゃないでしょうか。
ちなみに僕は自分がこれまでしでかした無礼に気づいてゲボ吐きそうになりました。
「礼儀正しい方が人として優れている」という抽象的・自己啓蒙的なことではなく、「成果に向き合うプロとして必須の要素」という視点で自身をぜひ振り返ってみてください。
どんな人にオススメですか?
・一応マネジメント層向けの本ですが、後輩を持つすべての方にオススメです
・「自分は大丈夫、でもあいつは無礼」だと思ってる人にこそ読んでほしい
②すべての仕事はクリエイティブディレクションである
(古川裕也)
オススメする理由
クリエイティブと書いていますが、「すべて仕事は」というタイトルの通りあらゆる仕事の水準を引き上げるためのヒントが書かれている本です。
学べる点がものすごく多い超良書ですが、
・概念化、言語化の重要性
・仮説構築の意義
・避けられない不確実を少しでも確実にする戦略
・「結果がすべて」
といったあたりの考え方は自分としてとても影響を受けています。
ちなみにめちゃくちゃ読みやすい&専門知識不要なので、読書習慣がない方にもオススメです。
どんな人にオススメですか?
・「成長したい・ステップアップしたい」けど「何からやったらいいか分からない…」という方にオススメ
・クリエイティブの概念を深めたい方にもオススメ
お二人が本を読む理由
・市川さん:アタマの整理。
・貴志さん:本はツール。
考えを深める、自分を振り返る、ビジネススキルをあげる、ただ純粋に楽しむ…など、なにか目的があるときには、自分の独力のみで向かうよりも速く・遠く・深くまで到達できます。その目的に特化して著者の膨大な時間がつぎ込まれているので、言ってみれば当然です。 でも、目的がないとたぶんあまり役に立ちません。なので「この本を読めば誰にとっても最高!」ということはないと思います。 まずは「自分が求めるもの」を明確にして、そのうえで目的に沿う本を選ぶことができれば、きっと発見や感動が生まれやすいだろうなと思います。 (あと個人的に「自己成長!」とだけ思って読むとつまらないので、ビジネスに直結するかどうかより「面白そう」なものを選んだほうが結果的に役に立つ気がします)
最後に、次の推薦図書を紹介する人の指名をお願いします!
・市川さん → 広報 棚橋さん
・貴志さん → ストプラ 池邊さん
市川さん、貴志さんありがとうございました!
気になる本があった方は、おうち時間の合間に読んでみて下さい。感想はぜひご本人に伝えてみて下さい。
(指名されたお二人は恐らくこの記事を見て知ったと思いますので、後日改めてご連絡させていただきますね。)
次回もお楽しみに!
広報チーム。この社内報『R-ibrary』とデジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の2つのブログメディアの運営&編集長。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。