
みなさんこんにちは!新卒20期の岸、高橋、大西、小川です。
私たち自身、入社1年目を終え、2年目に上がる直前の今、少しモヤモヤする瞬間があります。
「仕事の頑張り方、今の形で合ってる?」
「もっと成長するために何ができるんだろう?」
きっとこの記事を読んでいる方の中には同じように期待と不安が入り混じった気持ちを抱えている方もいるのではないでしょうか。
D2C Rでは、年に1回社員を表彰するAWARDが開催され、1年目の成長を称える「ベストルーキー賞」という文化があります。
この賞は、新卒・中途問わず、1年目で特に活躍した社員に贈られるもの。
実際に受賞した方々のエピソードには、入社1年目をどう過ごせば成長できるのか、そのヒントがたくさん詰まっています。
そこで、過去にベストルーキー賞を獲得し、現在も活躍している先輩社員にインタビューを行いました!
「どんな姿勢で仕事に向き合ったのか?」
「どうやって成果を出し、成長を掴んだのか?」
リアルな経験談をもとに、D2C Rでの働き方や広告業界でのキャリアについて一緒に考えてみませんか?
この記事がみなさんの未来へのヒントになれば嬉しいです。
実際の新卒1年目にインタビューしてみた
インタビューにあたり、「今の新卒1年目」に悩みや先輩に聞きたいことを募ってみました。
アンケート結果からは、新入社員の多くが、業務における心構えや成長への意欲、そして先輩社員からの学びに強い関心を持っていることが分かります。
特に、仕事での優先順位の付け方や困難な状況での対処法について、具体的な指針を求めている様子が見られます。
そこで、実際にルーキー賞を受賞した先輩社員3名に、それぞれの経験や成功のポイントについて詳しく話を聞いてみました。
今回インタビューをしたのはこちらのお三方です。
①飯田さん(アカウントデザイン本部アカウントデザイン1部/2023年度ベストルーキー賞受賞)
②吉澤さん(第2営業本部営業1部/2022年度ベストルーキー賞受賞)
③小宮山さん(ビジネスマネジメント本部業務戦略室/2021年度下期ベストルーキー賞受賞)
飯田さんへのインタビュー
コミュニケーションは相手の視点に立って
新卒 :入社当時、意識していたことがあればご教示いただけますでしょうか。
飯田 :70%の完成度での提出は心がけていたと思います。定例資料を作る際など、自分が思う100%で提出するのではなく、途中で一度先輩に確認してもらうという形をとっていました。
新卒 :そうなんですね。私も、完璧を目指しすぎてしまい、なかなか作業が進まないことが多かったので、一度試してみたいと思います。
飯田 :あとは、業務においてはコミュニケーションは意識的に工夫していました。相手が何の情報を求めているか?をいつも考えるようにしています。例えば、早めに言っておいた方が良いことは、何も決まっていないけど確定事項の頭出しを早めにやるなど…。それだけでも他部署の人は工数確保なども考えられるようになるので。D2C Rは比較的部署間で役割がすみ分けられているので、ラフな会話も含めて会話の工夫にはかなり意識をするようになりました。
未経験だからこそ、積極的に質問しよう
新卒 :過去に壁に直面したことはあるか、その時どうやって乗り越えたか質問してもよろしいでしょうか?
飯田 :基本的には壁と思わないようにしていたと思います。新卒だし未経験だし、知らないのは当たり前!という強気のマインドでいろんな先輩に聞いていました。ただ、基本的に先輩方皆さん忙しく、ラフに質問することは避けた方がいいなと思っていたので、必ず自分の中で仮説を立てたうえで質問していました。
新卒 :事前に自分なりに考えてから、先輩に相談することで、相手の考える時間を減らせますね。あらゆるアドバイスをいただきましたが、中でも一番手を抜いてはいけない部分は何だと思いますか?
飯田 :分からないままにしないこと・分からないことを恥ずかしいと思わないことが大事だと思います。私でも新卒の後輩に質問しに行きますしね。あとは確認作業。仕事の種類は多岐にわたるので、曖昧な部分を自己判断で進めるのではなく、不安に思ったらすぐ確認することは今でも大事にしている部分です。
新卒 :一つひとつの業務を確実にこなすことが、信頼に繋がるということですね。最後に、飯田さんが思う、「良いな」と思う新卒の特徴を教えてください。
飯田 :がむしゃらに取り組んでいる人はいいなと思います。直属の新卒1年目がまさにそんな感じで、一生懸命な姿勢はやはり良いなと感じます。過去の新卒に対しては、クライアント相手でも物怖じせずハキハキ話して推進する姿勢に「凄いな」と思った人が何人かいました。1年目には見えなかったですね。
<新卒メモ>
「確認作業」の徹底は本当に重要で、「だろう進行していないか」は社内でもよく使われる表現な気がしています。後々のミスをなるべく少なくすることが信頼の蓄積に繋がるということがよく分かりました!
吉澤さんへのインタビュー
まずはとにかく量をこなす
新卒 :まず初めに、入社当時の業務内容を教えてください!
吉澤 :入社時から営業で、スタートアップ企業を中心に担当しておりました。
新卒 :入社当時、仕事をするうえで意識していたことはありますか?
吉澤 :とにかく数をこなすことを意識していました。前職はWeb広告代理店ではなかったことからデジタルに関しては未経験だったので、質より量を重視してインプット・アウトプットを行っておりました。
新卒 :なるほど。日々多くのインプット・アウトプットをされていたとのことですが、具体的にどのようなことをされていましたか?
吉澤 :インプットに関してはデジタル広告に関連する本を読んだり、社内でナレッジとして蓄積されている資料を読んだりしていました。アウトプットに関しては、自主的に手を挙げる回数を増やして仕事を積極的に取りに行ったり、上長との1on1で自分のアウトプットに対するFBを貰うことで次の機会へ活かせる学びにつなげていました。仕事は基本的に断らずがむしゃらに行動できていたことが今となっては経験として生きている気がします。
新卒 :主体的に知識や学びを取りに行くアクションを行っていたんですね…!
モチベーションは無理に上げず、目の前のことに集中する
新卒 :日々インプット/アウトプットを続けていく中で、壁にぶつかったと思うシーンはありましたか?
吉澤 :ありますね。例えば入社してすぐの時は、相手が話している内容が理解できないことも少なくなかったです。そういうときは自分で調べたり、先輩に聞いたりしてわからない部分を必ず解消していたのですが、一方で1つの作業/判断に時間がかかり上手く仕事が回せないことがありました。知識が追いついてきて素早く判断できるようになってきたのは、入社半年ほど経ってからでしたね。
新卒 :そうだったんですね…。私の場合はうまくいかないことが続くと落ち込んでしまうこともあるのですが、吉澤さんはそういった際にどのようにモチベーションを立て直していましたか?
吉澤 :モチベーションは無理に上げようとするのではなく、目の前の仕事に集中するようにしていました。淡々と目の前の仕事に向き合っていれば、後から次第にモチベ―ションが湧いてくることもありますし、モチベーションが高い時をより大事にできると思っています。
<新卒メモ>
「あれこれ考える前にやってみる」の回数を多くするのが結局近道だったな~と思い返すことは私自身もよくあります。今回のインタビューで、悩むのではなく考えて、わからないことは素直に質問しながらひたむきに進むマインドを持てました!
小宮山さんへのインタビュー
圧倒的なアウトプット量の秘密
新卒 :当時のルーキー賞のノミネート理由である「圧倒的なアウトプット&シェア量」について深堀させていただきたく‥。1年目からどうしてそこまで挑戦出来たと思いますか?
小宮山 :根本的に面倒くさがりなので、同じ作業を何回も繰り返したくないという思いからきていると思います。そのため、社内プロジェクトをはじめとした効率的な仕組みづくりに積極的に取り組んできたかと思います。
新卒 :今でもたくさんのツールなどを開発していただいており、過去小宮山さんが作成した仕組みは幅広い場面で活用されていますね。
小宮山 :前職で言われたことにはなりますが、「自分の給料分の仕事をいかに生み出すか」という言葉は今の効率化重視のマインドに影響しているような気がします。どれだけ短い時間で仕事を捌けるかは、よく考えて仕事していたかもしれません。
「上司に勝ちたい」差別化戦略
新卒 :ご自身の経験において、どんなに大変なことであってもやり遂げようと思えるマインドはどのようなものだったと思いますか?
小宮山 :何かで上司に勝ちたかったという思いは大きいですね。そのためには、社内の人と同じ領域で戦わない方が良いと思っています。例えばですが、部署内で取り組んでいる人が少なかったコード解読を自力で進める為、エンジニア部署の部長に相談してエンジニア領域の学習を進めたり、社内で凄く知見があるわけではない特定の分野領域に関しての資料を2,000ページくらい読みこんで、質問されたらすぐ答えられるようにしました。自分の役割が明確だと自己肯定感も上がります。どんなに小さくてもいいから差別化できるポイントを探し、実践することがポイントだと思いますね。
新卒 :小宮山さんが1年目の時にやっていたことで、本当に助かったなと思ったことはありますか?
小宮山 :四半期ごとの反省会を上司と実施していたことですかね。客観的に見て、行動や成果物がやって・あって良かったのかどうかを振り返っていました。たとえネガティブな気持ちになってしまっても、過去振り返りした時の資料を見ることで「過去の自分と比べてこれだけ成長しているんだ!」と、ポジティブに考えることも出来ると思います。
<新卒メモ>
小宮山さんの圧倒的なアウトプット量には、強い野心と戦略的思考が強い背景としてあることを実感しました。また、振り返りについても、アウトプットの質のPDCAを回すだけでなく、過去の自分と比較して自己肯定感を上げるきっかけにもなる点は新たな気づきでした!
最後に
いかがでしたでしょうか。
D2C Rに入社したいと考えている人、これから社会人になる人だけでなく、
年次を問わず大事なことを教わることができたと思います。
「D2C Rで活躍する1年目」の動き方のイメージが少しでもついていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!

D2C R/第2営業本部/AC1部。新卒20期生(2024年入社)。 千葉出身。趣味はマンガ、筋トレ、サッカー観戦、フェス参加等。 最近は一人暮らし始めました。