はじめに
こんにちは!ディレクション部の川端です。
私たちの記事のテーマは「環境づくり」です。
前回はプランニング&ディレクション本部の高鶴さん、江藤さんへインタビューさせていただきましたが、今回はマネジャーインタビュー第2弾です。
本記事を通じて新卒をはじめ、今後教育側に回る社員の皆様方に「働きやすい環境がどのようにつくられているか」をお伝えできればと思います!
鈴木 宏和/コミュニケーションデザイン部 マネジャー
前職は中小企業向けWebコンサルティング会社にて営業に従事。
2015年にD2Cに入社。当時モバイルアプリ代理店のD2C Rに配属。
営業部にて、ゲームクライアントに対するWebプロモーションに営業として約3年半従事。
アドプロダクト事業の立ち上げメンバーとして参画。2021年7月よりコミュニケーションデザイン部にてマネジャーを務める。
趣味は酒・野球・音楽・歴史(歴史は幕末あたりが好き)
若手が多いチームでの環境づくりで心がけていること
川端
本日はよろしくお願いいたします!
宏和さん
よろしくお願いします。
川端
早速ですが、宏和さんのチームは新卒メンバーが多いイメージですが、教育や環境づくりでどのようなことに気を遣っていらっしゃいますか?
宏和さん
前提として、「自走」ができる人が増えてほしいと思っています。
その上で、僕らの重要な仕事はメンバーのやる気を最大化させることです。
具体的には、メンバー本人たちの内発的な動機づけを僕らがしっかりつくってあげることが大事だと考えています。
その上で、「達成感を味わう」も含まれますが、「常に前に進んでいる感覚」がメンバーにあるかが大事になってきます。
そのような状況をつくるために、僕らは「小さいネガティブ」をいかに取り除くことができるかを常に考えています。
例えば、コミュニケーション不足や、自己成長を実感させるフィードバックの欠如等が該当しますね。
最終的には自己実現へ「自走」することが重要だと思うのですが、特に新卒メンバーは目の前のタスクで精一杯になる人が多いかと思います。
オンライン下だからこそ、物事を前に進めることができる状態をつくるために、その支援を重点的にする必要があると考えています。
川端
ありがとうございます!
そのような考えを踏まえて、現段階ではどのようなことを実施されているのでしょうか。
宏和さん
現状、オンライン下ということもあり、コミュニケーションがとりづらいと感じています。
だからこそ、Remoを使い、僕だけじゃなく、チームメンバー全体でコミュニケーションがとれる環境づくりをしています。
そこで気軽に会話をすることで、「小さなネガティブ」を取り除くことができる機会をつくっています。
川端
具体的にはどのようなことを実施されているのでしょうか?
例えばRemoで、できるだけ話しかけやすい状態を整えたり、毎週1on1を行う等でしょうか…?
宏和さん
もちろん、それもあります。
あとは、新卒1年目であれば2,3年目の社員のアドバイスの方が聞きやすかったり、そのメンバーに話すことで解決できることもたくさんあると思います。
今は2年目の子たちが主導で、1年目との雑談会のようなものを開催してくれています。
普段から、「小さなネガティブ」を取り除くために取り組んでいますね。
川端
ありがとうございます!
確かに、2年目の先輩方の方が聞きやすいこともあったりしますね。
宏和さん
そうですね。
新卒1年目のメンバーは分からないことが多いからこそ、1つの分からないことが大きな悩みになったりもして。
それを解消するには実体験のある2年目のメンバー方が、説得力もあり解像度の高いアドバイスができるかなと思っています。
結果として良い方向に働いていますし、同部署の他チームとも連携して進めてくれていますね。
川端
教育面ではどうでしょうか?
宏和さん
本人たちがやる気にならなければ環境を整えたとしても意味がなくなってしまうので、まずは本人たちのやる気につながる状態をつくることが重要だと考えてます。
その上で、特にオンライン下だからこそ対面の時よりも2倍、3倍意識的にコミュニケーションを取ることを意識しています。
これは今後やるべきことの話になりますが、まずは環境を整え、そこから自己成長の支援をしていかなければいけないと思いますね!
若手にどのように成長していってほしいか
川端
そういった環境を経て、新卒メンバーにはどのような人材に成長してほしいでしょうか?
宏和さん
まずは、コミュニケーションデザイン部としての話をさせていただきます。
部としては、デジタル広告にとどまらず、幅広くマーケティングの知識を持ち、実際のコミュニケーションプランを上流から考えられる人になって欲しいですね。
でもこれはあくまでも、僕のいる部としての立場の話で…
概念的にどんなビジネスマンになって欲しいかで言うと、目の前の仕事を前に進めつつ、周りを巻き込みながら自己実現に向けて「自走」できる人になって欲しいです。
最終的にはこのように「自走」できる人になることが、やる気に溢れてる状態につながると考えているので。
川端
ありがとうございます。
これは私が感じていることでもあるのですが、目の前の仕事を前に進めつつ、自己実現も叶えるのが難しいな…と。
目の前の仕事に手一杯になって、自己実現がおざなりになってしまう瞬間が多々ある気がします。
宏和さん
まさに僕の部でも同じような状態にあると考えています。
よくある話で、案件の中でやりたいことをやりなよって言われたりすると思いますが、でもそれも、少し違うのかなと感じています。
自己実現の前に安全や社会的欲求があるように、目の前の仕事をこなしたいと思うのは当然のことだと思いますし、そういう人が多いのが現状だと認識しています。
目の前の仕事にいっぱいいっぱいにならないために、僕らが業務調整を行い、目の前の仕事を全体の80%のキャパシティで進められるような環境づくりを意識していますね。
そのために自分の成長に必要な要素として、例えば別プロジェクトを立ち上げる等、案件外で能力が上がる実感を持つ機会を与えることも意識しています。
離れた視点を持つことが、後々の案件へ転用できたりもしますしね。
鈴木宏和さんからのメッセージ
川端
最後になりますが、今後育成等へ携わる方や新卒へのメッセージをいただけたらと思います。
宏和さん
そうですね…。
マネジャーになって改めてマネジメントについて学ぶと、「正解」はないけれど「セオリー」はあるなと感じています。
ただ、オンライン下だからこそセオリー通りでは上手くいかないこともあって、それはマネジャーの面白さだと思います。
そのため、メッセージとしては、「これからマネジャーになる人も、若手も一緒にやり方を模索していきましょう!」ですかね。
また、若手が感じる「働きやすさ」を発信してもらえると、環境をつくる僕らとしてもありがたいです!
まとめ
インタビューはいかがでしたでしょうか?
若手が多いチームならではの意識している環境づくりや背景、若手への期待等のお話をお聞きすることができました。
私自身も他部署だからこそ、コミュニケーションデザイン部が目指す姿や若手メンバー同士のコミュニケーション方法を学ぶことができました。
もちろん、私自身も頑張ろうというモチベーションにもつながりました!
最後までご覧いただきありがとうございました!
新卒17期。ディレクション部 斉藤チーム所属。とにかく家にいることが好きです。 前のめりで色々なことを吸収、還元できる人材になれるよう精進していきます!