D2C Rの内定者インターンとは?
こんにちは!D2C R人事の高野です。
D2C Rでは2020年から入社前の内定者を対象とした実務形式のインターンを行っております。
今回はその全容と実際に参加した社員のインタビューを元にご紹介したいと思っております。
本インターンの実施背景・目的は、就業機会の提供と入社前の事業理解促進のためでした。
開始当初の2020年は皆さんもご存じの通り、コロナ禍となり当時の内定者はあらゆる面において
自粛を余儀なくされてきました。
D2Cグループではコロナ前からリモート環境で業務が取り組める体制を整えていたこともあり、
内定者への就業機会の提供と入社前の事業理解促進をできないかと思い実施に至りました。
直近23年度の実施では、D2C Rの3部署で学生の受け入れをしていました。
今回はそのうちの2部署にフォーカスをして受け入れる側の部署上長と参加側の当時内定者だった社員に
当時の様子をインタビューしました。
インターン受け入れ経験のある部署をご紹介!何をしている部署なの?
高野:今回は内定者インターンの受け入れ経験のある部署でチームを統括されている2名にお越しいただきました!
では、それぞれ自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか!
清水:アカウントデザイン2部(以下AD2部)の清水です。よろしくお願いいたします!
北澤:クリエイティブプランニングチーム(以下クリプラ)の北澤です。よろしくお願いいたします!
清水敏史(左)/アカウントデザイン本部 アカウントデザイン2部 部長
2017年D2C R入社。広告代理店にて運用型広告の営業&運用を経て、ネット保険会社のマーケティング担当者に転身。
広告を「売る側」と「買う側」両方の経験を活かしD2C Rを次のステージに牽引する存在になりたいと思い入社。
休日は、「肉は等級でなく火入れだ」をモットーに肉を焼く練習をしたり、子供と一緒に昆虫採集に出かけてます。
北澤康成(右)/統合プランニング本部 プランニング部 クリエイティブプランニングチーム マネジャー
2019年中途入社。大学卒業後、占いサイト運営会社に入社し、占いサイトの企画・運営を担当。
2社目ではゲーム制作会社に転職し、ゲームプランナーとして従事。
その後D2C Rに入社し、クリエイティブプランナーとして主にゲーム案件のクリエイティブ戦略立案、クリエイティブ制作ディレクションを担当。
幼少期から現在に至るまでゲームや漫画などのエンタメ作品を数多く嗜んでいる。
高野:お忙しい中ありがとうございます!
まずは清水さんからAD2部のミッションをご紹介いただけますでしょうか?
清水:「社内外のディレクションの軸」になることですね!
案件のプランニングは勿論ですが、ときには営業と一緒にフロントに立つこともありますし、
案件チーム内の全体ディレクションも行います。
高野:案件の交通整備を行う意味でもAD2部の役割は重要ですね!所属されているチームメンバーはどんな方が多いですか?
清水:役割柄、思考力や問題解決力に自身があるメンバーが集まっている気はしますね。
想像力も豊かで好奇心も高い人が多いです!
高野:なるほど!チーム内でも意見が活発に出るのは成長できそうですね!
では次に北澤さんが所属されているクリプラのミッションを教えていただけますか?
北澤:一言で表すなら「ファンをつくること」です。
高野:なかなかキャッチーな言葉が出てきましたね!
北澤:業務上の役割としてはクリエイティブにまつわるコンセプトやアイディアを作り、効果検証を行っています。
それを言い換えると、一人でも多くの人に私たちが作る広告を「好きになってもらうこと」でもあります!
高野:「好きになる=ファンになる」ってことですね!
クリエイティブのプロ集団となると普段チーム内でもアイディアが飛び交っていそうですが、実際はいかがでしょうか?
北澤:お察しの通り、チーム会や雑談のときもクリエイティブに関する話で盛り上がってます!
みんなアイディアを出すのが好きなんです。
向上心も高く、良い意味で刺激をお互いに与えられる、成長意欲の高いチームです!
高野:おお、和気あいあいとした中でもフランクに意見交換できる環境は素敵ですね!
内定者インターンを募集した背景は?
高野:そんな素敵なチームを統括されているお二人にお聞きしたいのですが、
昨年に内定者インターンを募集した背景を教えていただけますか?
清水:AD2部は案件全体を俯瞰してみた上でディレクションする力が必要です。
それを早い時期からぜひ体験してほしく募集しました。
高野:なるほど、先ほど「社内外のディレクションの軸」という話もありましたが、
これから社会人経験を積んでいくインターン生にはハードルは高くないですか?
清水:勿論、大変なポジションではあります。
ですが、役割が幅広いからこそ入社後すぐに活躍できる力も得られると思います!
高野:たしかにインターンで幅広い業務に携われるADを経験すると
自分の得意分野を見つける貴重な経験にもなりそうですね!
清水:それに社内の多くの部署と関わる職種なので会社やチームの雰囲気に慣れてもらうにも最適だと思っています。
高野:実際にインターン生にはどんな業務を任せていましたか?
清水:最初は広告の基礎知識を学んでもらう意味でも、社内外のMTGに同席していただきました!
そこで議事録を取ってもらうことで、業界知識を深めてもらいました。
それ以外にも実際にプランニングに必要な情報収集や配信結果の数値分析など、
PDCAを回す業務の一環を体験してもらいました。
高野:さすがAD。経験できる業務も幅広いですね!
清水:勿論、インターン生も最初はわからないことが多いので、社員から丁寧にフィードバックを行う環境も整えていました!
毎日トレーナーと朝礼・終礼を行いますし、リモートワーク環境下ではremoを活用し、常に先輩に質問できる環境は用意しています。
高野:すぐ聞ける環境ってとても心強いですね。素敵な環境です!
ではクリプラはいかがでしょうか?
北澤:「クリエイティブの重要性」について理解を深める機会になってほしいと思い、募集をさせていただきました!
身近に目にする機会が多い広告ですが、その裏側では「誰に」「何を」「どのように」訴求するか、
しっかり戦略を考える必要があります。このような外からは見えない部分を知っていただく良い機会になるので。
高野:たしかにクリエイティブに関われるって聞くと色々アイディア出せて面白そうって考え方が先行しちゃうところですが、実はその裏側には緻密な分析や戦略が重要ですよね。
北澤:なのでインターン生には情報収集やテキスト作成、資料整理など幅広く体験していただき、
クリエイティブに触れる機会を多く設けることで理解を深めていただきました!
高野:実際に案件ごとにクリエイティブの提案軸も異なるので、
その現場を実際に目で見て体験できることは視野も広がりそうですね!
インターン生とのコミュニケーションはAD2部と同じくremoを活用していましたか?
北澤:はい、remoで先輩社員が進捗確認や質問などに答える環境を整えて行っていましたので、
疑問点に関してはすぐ回答するようにしていました!
内定者インターンを実施してみた感想
高野:では最後に内定者インターンの受け入れをした感想を教えていただけますか?
清水:業務領域が広いですが一生懸命に取り組み、日々成長している姿が印象的でした。
部署としては初めての受け入れで試行錯誤をしながらの実施でしたが、
当時新卒1年目のメンバーがトレーナーを担当したことで部としても一緒に成長させていただくことができたと感じます。
北澤:想像以上に皆タスクに真摯に取り組んでいただき、その中でも多くの学びを得ていただけたことが印象的でした。
ツールの使い方やクリエイティブのノウハウといったものから、
社会人としての心構えや仕事をするうえでのコミュニケーションに関することなど、
ジャンルに囚われずに学びを吸収しており、非常に良いと感じました。
高野:インターン生は勿論、受け入れる側も学ぶことが多い素敵な機会になったことは双方にとって良いことですよね!
貴重なお話をしていただきありがとうございました!
清水/北澤:ありがとうございました!
内定者インターン経験者に直撃!なぜインターンに志望した?
高野:続いて実際に内定者インターンに参加されたAD2部の原島さんとクリプラ植草さんにお越しいただきました!
よろしくお願いいたします!
原島/植草:よろしくお願いいたします!
原島渉(左)/2024年入社 アカウントデザイン本部アカウントデザイン2部所属
趣味:映画鑑賞/野球/音楽フェス・ライブ
植草愛梨(右)/2024年入社 アカウントデザイン本部 アカウントデザイン1部所属
趣味はJPOPアイドル/テレビ・映画鑑賞/美術館巡り
高野:お二人は2023年にインターンをご経験されてますが、参加しようと思った理由を教えていただけますか?
原島:入社前に代理店の業務や会社の雰囲気を感じられることは成長に繋がると思ったので決断しました!
高野:なるほど!大学生活の最後、遊んだりバイトしたり色々選択肢もある中で
インターンを選ぶことは勇気がいりませんでしたか?
原島:最後の学生生活を楽しみたい気持ちもありましたが、
「大学卒業までに内定者インターンを通して社会人の一歩を踏み出したい!」という思いのほうが強かったです。
やっぱり同期には負けたくないので!
高野:ライバルに負けたくないって気持ちは原動力に繋がりますよね!
植草さんはいかがでしょうか?
植草:私は他社の長期インターン等を通じて、クリエイティブプランナーの仕事に就活時から関心を持っていました!
自分のアイデアをデジタル起点で形にして世の中に出すことの面白さを感じていたので。
高野:元々興味があったんですね!実際内定者インターンがあるって話を聞いたときはすぐ参加を決意しましたか?
植草:もちろんです!選考前から内定者インターンの受け入れがあることを伺っていたので、
「内定頂いたら絶対に参加したい!」という強い思いもあり、即決しました!
高野:ありがとうございます!お二人の熱い気持ちが聞けてうれしいです!
実際、インターン生として働く環境は整っていましたか?
原島:はい!基本リモートワークですが、たまに出社もしていました。
私の予定を考慮していただいた上で柔軟にシフトを組むことができたので、
仕事もプライベートも充実させて卒業することができました。
植草:私も同じくリモートワーク中心で、時々出社していました。
シフトは週3日がベースで、自分の予定に合わせて自由に設定することができたので、学業とも両立しやすい環境でした。
卒論で忙しかった時期は、シフトを減らしての勤務もご快諾いただき、大変感謝しています!
高野:受け入れ側の体制もばっちり整っていたんですね!
内定者インターンではどんな経験ができた?
高野:次にお二人が担当されていた業務を教えていただけますか?
原島:広告の基礎知識のインプットや実務を想定した提案資料の作成、提案練習などを中心に行いました。
提案資料を作成する際は、競合商材の分析や過去のプロモーション実績等をもとに作成したので、
情報収集や自分なりの仮説を立てる力も養えたと思ってます!
植草:私は配信する広告クリエイティブを作成するための情報収集、競合のクリエイティブ分析、
PowerPointでのラフ案作成、素材データ整理などを担当していました。
情報収集は、商材に関する情報や口コミなどのユーザーの声、クリエイティブ集めと多岐にわたっていましたが、
主にXやInstagram、TikTokといったSNSを使用することが多かったです!
高野:一般的にインターンだとインプットが多くなってしまいがちですが、
お二人とも実務にも参加されているのは貴重な経験になってますね!
実際にチームの雰囲気も良かったですか?
原島:皆さん、本当に優しいです!最初は分からないことも多かったですが、先輩方に丁寧に教えていただきました。
ADは調整力や全体的な知識が網羅的に必要になる部署なので、先輩方の知識量も豊富でとても勉強になります。
植草:私も明るい雰囲気で非常にコミュニケーションを取りやすかったです!
主に関わることが多かったのは当時新卒1〜2年目の先輩だったこともあり、相談もしやすかったです。
高野:年齢が近い先輩が身近にいる安心感って大きいですよね。実際にチーム内の教育体制はどうでしたか?
原島:基本は新卒1年目のトレーナーの先輩が朝礼と終礼でタスク確認とフィードバックをしてくださいます。
ただ、2年目以上の先輩方からも業務やフィードバックをいただくこともありました。
チーム全員の先輩方とは必ず接する機会があり、チームの雰囲気や理解を深める機会にも繋がったので良かったです!
植草:具体的なタスク内容は依頼してくださった先輩方が口頭で丁寧に説明してくださり、
初めて取り組む業務であってもスムーズに進めやすい環境が整えられていました。
アウトプットしたものに対してフィードバックをいただけたので、成長を実感しやすくモチベーションにも繋がりました!
高野:成長するためにもフィードバックをしっかりもらえる環境って重要ですよね!
インターン中の出来事で印象的なことはありますか?
原島:出来事という括りではないですが、就活生時代の自分が想像していたD2C GROUPは
「人柄が良く、働きやすい」という印象でして、入ったら実際その通りでした。
高野:なるほど!先ほど先輩社員やチームの雰囲気はお話いただきましたが、働きやすさはどんなところで感じましたか?
原島:正直、広告代理店ってなかなか休めないのかなと最初は思っていました笑。
ただ、週次で行われる部会では休暇予定の確認や有給消化の推奨もしていたので、
働く環境に対しての意識の高さは世間一般の広告代理店のイメージとは全然違ってました!
高野:良い意味でのギャップですね!植草さんはいかがでしょうか?
植草:私は各々の趣味や興味に合わせ、案件やタスクを振っていただけることが多く、
好きな商材の広告づくりに携わることができるのも大きなやりがいでした!
実際に自分の作成したラフ案が配信するクリエイティブに活かされているのを見ると嬉しかったです。
高野:自分が携わった仕事が世に出ていると誇らしいですね!
内定者インターンでどんなスキルを得た?
高野:インターンを通じて色々経験されてきたと思いますが、入社後に活かせたことは具体的にどんなことでしょう?
原島:スキル面はまだまだなのですが、業務に対する姿勢は入社後すぐに活かすことができました!
仕事を円滑に進めるうえで相手目線でのコミュニケーションをしなければ認識の齟齬が生まれてしまいます。
特にテキストコミュニケーションにおいては記載する情報の粒度に気を付けなければいけないことを
インターンのときに学べたことは大きかったです。
高野:なるほど!業務知見を深めることも当然ですが、社会人としての立ち振る舞いも学ぶことが多かったんですね!
原島:はい!先輩方の動きを見ることで、自分に不足しているものが明瞭になり、
「どんな社会人になりたいか」というビジョンを持てるようになりました。
周囲から信頼される人になるために自分の介在価値をどう出していくか、
先輩方の姿を近くで見ることで自分のゴールを思い描くきっかけになったと思います!
植草:私も原島さんに似てますが、広告を見るユーザー目線に立ってどうしたら反応してもらえるかを考える姿勢は、
このインターンで得られたと感じています。
この考え方はクリプラに閉じた話ではなく、仕事人における必須のスキルだと思います!
高野:たしかに自分の考えを適切に相手に伝えることってどんな場面においても求められる能力ですよね!
でもそこが一番難しくもあります。
植草:とくにリモート勤務をする機会が多い環境では、相手のコミュニケーションコストを削減しつつ、
自分の意思を伝えるスキルは重要だと思っています。
また、目の前のタスクだけを考えるのではなく、自分が携わっている仕事の先にいる人を想像した上で本質的な課題を理解し、
そのために自分が何を提供すべきかを思考する力を学べたと思います。
高野:「プラスα」の価値を提供できる人材になるためにどう立ち回るか、
お二人はこのインターンを通じて学ぶことができたんですね!
原島/植草:はい!!
高野:社会人経験が一定ある人でもつい意識が薄れてしまうところをこの内定者インターンの経験を通じて見つけ、
日々の行動に反映させていることが大変素晴らしいと思いました!
これからD2C Rがさらに大きく成長するためにも今後のご活躍も期待しております!
本日はありがとうございました!
原島/植草:ありがとうございました!
あとがき
いかがでしたでしょうか?23年度の内定者インターン参加者は下記のようにNotionに学びをアウトプットしており、
より良い制度になるようナレッジを蓄積しています!
今後も内定者インターンを通じて社会人のスタートダッシュをどこよりも早く切れる、そんな環境を提供していきます!
人事部採用担当。2019年 D2C Rへ中途入社し、約5年間広告運用として従事。その後人事部へ参画。趣味は映画/洋服/カメラ/旅行/音楽(ライブ鑑賞)。お金のかかる趣味が多め。