2022.01.12
みんなの推薦図書:池邊さん、棚橋さん

おつかれさまです!広報の川向@canvas_d2crです。
昨年
リニューアルしたR-ibrary、今年も様々な記事で発信していきますので
「次はどんな記事なのかな?」と楽しみに覗いてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!

さて“ D2C R推薦図書 ”は、R-ibraryの名前に込められた想いにちなんで
Rメンバーにぜひ読んでもらいたい本を紹介していきます。

R-ibrary:古書から最新の雑誌や新聞など<今>に繋がる書籍が置いてある図書館(library)のように、D2C Rの変わらない価値(昔)と新しく生み出していく(今)が共存できる場所。

今回は、ストプラチームの池邊さん広報の棚橋さんに聞きました。
このお二人がどんな本を読んでいるのか、気になりますよね。

記事の最後には、お二人に社内メンバーの中から「この人の推薦図書を知りたい」というメンバーを指名してもらっているので、誰が指名されるのか(あなたかも⁉)ドキドキしながらご覧ください。

 

▼前回の貴志さん、市川さん、ご指名ありがとうございました!

みんなの推薦図書:市川さん、貴志さん

池邊さんオススメの本

2018年入社の中途社員です。ストプラとして、コンペ・自主提案の戦略・企画領域を担当することが多いです。
戦略というと大層な感じがしますが、大半はネトサとSNSを繰り返してます。
検索とか情報収集のやり方に困ったときは気軽にお声がけください。
今回はビジネス書を紹介しますが、小説も大好きです。恩田陸なら全部読んでるので、好きな人ぜひ一緒に話しましょう。

 

①アイデアのつくり方
(ジェームス・W・ヤング)

オススメする理由

60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。という売り文句のベストセラーです。
100ページ程度の薄い本だし、難しいことは何も書いてありません。
でも、要らないことも何も書いてありません。

戦略作りで煮詰まったとき、この本を一気に読み直します。
この本に答えが書いてあるわけじゃないですが、あらゆる答えの見つけ方を思い出せる本です。
プランニング領域に限らず様々な場面で活かせることが書いてあると思うので、
是非お手に取ってみてほしい本です。

どんな人にオススメですか?

最近あんまりハッとした記憶がないな~っていう方に読んでほしいです。

 

②アフターデジタル2 UXと自由
(藤井保文)

オススメする理由

業界で大ヒットした「アフターデジタル」シリーズの第2弾です。

親切すぎるくらい第1弾の解説も書かれているので、実質1&2だと思います。
私はどちらも読みましたが、敢えて2をお勧めしたいのは
アフターコロナを経た視点が詰まっているからです。

アフターコロナがDXを良くも悪くも推進した中で、
誤った解釈のDXは世の中をディストピアに変えてしまう、と藤井さんは仰っています。
様々な良いDX事例の紹介を、なぜ良いのか?なぜ行うのか?まで深堀って教えてくれます。
組織でDXを推進するときに必要な立ち回りの方法など、生々しい話にも踏み込んでいます。
オンオフ統合マーケティングを目指すD2C Rにとっても、
決して読んで損になることは書いていないと思います。

また、アフターデジタルは主に中国での先進事例を取り上げながら話が進むのですが、
これを読んでから中国に行くと、旅行とは一味違う楽しみ方が増えます。
コロナ前に1を読んだ後中国に行く機会がありまして、
終始「あ!これアフターデジタルで見たやつだ!」状態でした。

仕事で行ったんですけど、帰国後品川かどこかで貴志さんと飲みながら
本をお貸ししたのがつい先日のようです。そろそろ返してください。

どんな人にオススメですか?

・OMOとか統合マーケという言葉は知っていても、ぶっちゃけよく分かんない人
・統合マーケを推進したいが、現場・提案レイヤーでうまくいかず悩んでいる人

 

棚橋さんオススメの本

2013年 D2C入社 ドコモメディア事業・セールスを担当
2015年 電通DMB局(現:電通デジタル) 出向
2019年7月 D2C 経営企画室
2020年10月 D2C R 広報
現在は広報に加え、デジタル総合推進室として新規領域を担当

 

ザ・ファシリテーター
(森時彦)

オススメする理由

タイトルだけ見ると「ファシリテーション」する方向け、のようにとらえることもできますが、
チームで仕事をしたり、色々な人を巻き込んで仕事をする方全員におすすめしたい本です!

中身は小説のように書かれており、非常に読みやすく、
社会人をする上で活用できるフレームやスキルが、物語に沿って、実戦風にわかりやすく書かれています。

この本では「ファシリテーション」を以下のように定義してます。
「人と人とのインタラクション(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」
こんな効果があるのなら、絶対にファシリテーションできた方がいいに決まっています。

「ファシリテーション」そのものだけでなく、
適切な「ファシリテーション」をするために、人間関係につきまとう難しい感情問題に対してのアプローチ方法や、
実際に、議論したあとスムーズに実行に移すための風土づくり、なども書かれています。

主人公の動きだけでなく、その周り特に優秀な同僚が出てくるのですが、
その人の動きなどもかなり勉強になると思います。

僕自身、以前の上司に薦めてもらい、今ではいろんな人に紹介しています。
色々書きましたが、本当に読みやすく、入門編といった感じなので、ぜひ手に取ってもらいたいです。

どんな人にオススメですか?

チームで仕事をするすべての方です。意思決定層、マネージャー、現場関係無く、
各々の立場や役割を考える意味でも是非読んでほしいです。

 

 

本を読む理由

・池邊さん:ビジネス書は脳の窓

自分の手で窓を開けて新しい空気を部屋に取り入れるように、
手に取った本から新しい情報を取り込んで、常に自分の頭の中の情報や知識が
沈殿・停滞しないようにしてくれるツールです。
WEBメディアなども新しい情報を得るのに重宝しますが、
沢山の人の手を渡って世に出される書籍を読むのは、より深い情報に触れられる貴重な時間だと思います。

・棚橋さん:人への理解を深めるため

僕はよく人におすすめの本を聞きます。
もちろんインプットのため、というのものあるのですが、その人と一緒に仕事をしていくうえで、
「どんなことに共感する人なのか」「どんなことを大事にしている人なのか」が、おすすめする本に現れると思うからです。
その人の考え方や価値観の背景が、本に書いてある整理された内容と線でつながることが非常に多いです。
本は、単純なインプットのみならず、相手への理解を深めるかつ、共通言語をも生み出してくれるツールだと思います。

最後に、次の推薦図書を紹介する人の指名をお願いします!

ストプラ 池邊 → コミュデ 杉野さん 

・広報 棚橋さん → 椿本さん

 

池邊さん、棚橋さんありがとうございました!
気になる本があった方は、おうち時間の合間に読んでみて下さい。感想はぜひご本人に伝えてみて下さい。

(指名されたお二人は恐らくこの記事を見て知ったと思いますので、後日改めてご連絡させていただきますね。)

次回もお楽しみに!

 

▼前回の記事はこちら

みんなの推薦図書:市川さん、貴志さん

プロフィール画像
川向 真未

広報チーム。デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集長。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。社内報『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。

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