2022.01.20
相手が見えない中での環境づくりとは?オンライン下における女性マネジャーの思考に迫ってみた!

はじめに

こんにちは!ディレクション部の河端です。
私たちの記事のテーマは「環境づくり」です。

前回はプランニング&ディレクション本部の鈴木宏和さんへインタビューさせていただきましたが、今回はマネジャーインタビュー第3弾です。
本記事を通じて中途の方々をはじめ、今後教育側に回る社員の皆様方に「働きやすい環境がどのようにつくられているか」をお伝えできればと思います!


実方 真由子/営業3部 マネジャー
2012年にD2Cに入社。
2014年より、D2C Rに異動し、営業部でゲームアプリクライアントを担当。
2017年4月より同営業部にてマネジャーを務める。
趣味はお酒・ジム・サウナ。

 

中途社員がメインのチームにおける環境づくりについて

河端
本日はよろしくお願いいたします!

実方さん
よろしくお願いします。

河端
早速ですが、実方さんのチームはメンバーの多くが中途社員で構成されていますね!
チームビルディングとして意識していることはどのようなことでしょうか?

実方さん
オンライン下で入社してきているメンバーが多いため、できるだけ多くのコミュニケーションの場をつくることを意識していますね。
毎日チームで朝会を行ったり、出社推奨の日は合わせて出社したり。

河端
コミュニケーション内容としては、案件の話がメインでしょうか?

実方さん
そうですね。案件の話や相談が多いです!
一方で、チームチャットでのノウハウ等の情報発信の場や、「誰か助けてほしい」とSOSを発信できる場を可能な限り設けています。

河端
お助けチャンネルですね。私の所属するチームにもあります!
チームチャットはオンライン下になる以前から活用していましたか?

実方さん
いや…それほど使っていなかったです。
オンライン下になり、オフィスにいた時のような、口頭での簡単な質問や会話が難しくなったため、活発に使用するようになったと思います。

河端
実方さんのチームの強みはどのような所でしょうか? 

実方さん
チームの強みでいうと、2つあります。
1つ目は前職の経験や知識をチームに共有してくれることですね。
制作業界や、イベント会社出身のメンバーもいたり、同業界から来ているメンバーもいます。
同業界から来ているメンバーだと前職の媒体知識の共有をしたり、異業種からのメンバーは前職の会社に制作依頼をしたり、チームに貢献してくれています。

 2つ目は、チームとしてすごくバランスが良いなと思います。
チームメンバーは素直な方が多く、雰囲気も活気があります。
加えて、何か困ったことがあればリーダーに聞いたり、リーダーが教えたメンバーが次に入ってきたメンバーに教えたりしています。

河端
バランスの良さ!いいですね。
実方さんのチームは、中途メンバーの前職経験があるからこそのバランスの良さ等はあるのでしょうか?

実方さん
そうですね。前職の経験を活かし、アイディアを出し合って、より良い解決策を出していることはよくありますね。

河端
一方で、中途メンバーが多いからこその難しさはありますか?

実方さん
中途メンバーだからこその難しさはないです!
強いてあげるならば、先程の話にもあった質問できる環境が整っていなかったため、教える方も教わる方も大変だったなと思います。
出社していれば、その場で確認したり、困っていれば助けてあげることもすぐにできますが、オンライン下だとその状況確認も難しいですからね。

どこにつまづいているかをすぐに確認できないので、教える側の質問の仕方も難しく、お互いに辛いですね。
あと矢野君がサボってないか、監視できないし笑

矢野さん
サボってないですよ!笑

(一同笑い)

 河端
だからこそ、チームチャットのような発信できる場が重要になってくるのですね!

 

教育整備について

河端
メンバーの教育に関して、どのような取り組みをされていますか?

 実方さん
これは営業部全体でやっていることですが、教育をカリキュラム化しています。
去年頃から進捗状況を確認するカリキュラムを整備していて、それを基にメンバーの成長度合いを測り、
できるだけメンバーの具体的な業務や、何をやっているかを把握したうえで目標設定やフィードバックをすることを意識しています。
私が社会人を10年間やってきた中で、やりがいを感じる瞬間だと思うのは自分が成長できた時だと思っています。
自己成長を実感できて嫌な人はいないので、その人がやってきた業務やできる様になったことを見つけフィードバックできる環境を意識的に多くつくるようにしています。

 河端
成長が実感できて、かつ上司からも認められたら嬉しいですね。
そのフィードバックをするタイミングは週次の1on1をされるタイミングですか?

実方さん
週一での1on1もそうですし、月一でリーダーとの1on1も設けています。
それ以外でも適宜コミュニケーションを取りフィードバックしています。

河端
先ほどお話にも出てきた媒体知識なども、カリキュラムに組み込み、チーム内の知識差を埋めていくイメージでしょうか?

実方さん
基本的な主要媒体の媒体知識もそうですが、「課題の見つけ方」「改善方法」を身に付けるためには、先輩社員に聞き、実践していくことが一番だと思います。
そうはいっても忘れてしまうこともありますし、扱う頻度が少ない業務知識もありますよね。
ですので、チームで業務フローテストやアドテクテストを実施し、都度できないところを鍛えています。

河端
テストですか!
是非新卒にも展開していただきたいです!  
一方でまだ整っていない箇所や、今後着手する必要がある箇所など、課題はありますか?

実方さん
課題で言うと、若いチームですのでメンバーの成長余地がまだまだあると思います。
加えて、オンライン下での課題が多いです。
今後は100%出社でもなく、100%オンラインでもなく、「合いの子」のような形がスタンダードになると思っています。
そこに対してコミュニケーション量が活発になる、またはコミュニケーションの質が上げられるようにしなければならないと思います。
日々改善されてはいますが、まだまだ改善の余地が沢山ありますね。

河端
全社的な話でもありますね。
私たち新卒は、オンライン下で就職活動もしていますし、入社後の研修もオンラインで受けています。
なので、それ以上のコミュニケーション方法を知らないというか…。
あまりオンライン下のコミュニケーションを課題に感じていなかったりします。
一方でマネジャーや3、4年目の先輩方は以前の環境を知っているからこそ、新卒とはまた別の視点の課題があるのかなと思います。

実方さん
まさにそうですね。
新卒の子は比較対象がなく、オンライン下が普通だからこそ、課題に感じづらい側面があるのも感じています。
私たちは比較対象があるから課題に感じやすいけど、課題に思っていないメンバーが多いのも事実なので、そのギャップを埋める必要がありますね。

河端
実方さん個人であったり、実方さんが思う会社としての課題はありますか?

実方さん
D2C Rは「デジタル総合代理店」というビジョンを掲げていますよね。
そこに「どういう人材が求められるのか?」「デジタル総合に必要な要素は何か?」を考えています。
その具体的な人材像が見えた時に一人ひとりに「あるべき姿」を指し示すことが一番だと思っています。
ただ、指し示した上で実行に移し、実績を作っていくことがあるべき姿に近づく為には必要だと思います。
まだ道半ばの部分もあるのでそこは課題かなと感じます。

 

実方さんからのメッセージ

河端
最後になりますが、今回の記事を読んでいただいた方に一言お願いしてもよろしいでしょうか?

実方さん
すごい偉そうなことを言える立場ではないですが、各チームいろいろ試行錯誤し失敗しながらやっていくことになると思います。
今回話したコミュニケーションや、課題の部分は誰しもが感じているところがあるのではないでしょうか。
なので「こういう意見もあるんだな」と、オンライン下での育成やチームビルディングに課題感がある人へ参考にしていただけたらと思います。
先ほど話したデジタル総合への課題感は今取り組んでいる最中ですので、少しでもそういうことに対して考えるきっかけになって欲しいですね。

 

まとめ

インタビューはいかがでしたでしょうか?
実方さんからのインタビューを通して、中途社員が多いチームならではの環境づくりについて詳しくお聞きすることができました。
また、「デジタル総合代理店」という会社のビジョンに対して、僕たち新卒ができることや向かうべき方向についても考えるきっかけとなりました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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