2022.02.03
相談相手がきっと見つかる!【おはなしRemo特集】

1.はじめに

皆さんこんにちは!営業本部の華山です。
今回は、社内プロジェクトの「おはなしRemo」について特集していきたいと思います。

 

おはなしRemoとは

まずは、前提となる「Remo」というツールについて触れていきます。
Remoとは、一言で言うと仮想空間のイベントツールです。D2C Rではリモート下のコミュニケーション円滑化のため、このツールを全社で導入しています。

※参考記事:全社員を誘って、年度末夜会をRemoでやってみた
https://r-ibrary.d2cr.co.jp/culture/3270/

本記事でご紹介するおはなしRemoは、ストラテジックプランニング部(以後、ストプラ)が2021年8月から展開しているプロジェクトです。Remoを活用し、業務・案件等のご相談を受け社内の課題解決を目指すことを目的に据えています。

今回はおはなしRemoの事例として、ご相談者&ご相談を受けた方にインタビュー形式でお話を伺ってまいりました!

 

2.インタビュー

 

2-1.インタビュー参加者のご紹介

▼池邊沙也加さん

統合プランニング本部 ストラテジックプランニング部 リーダー。
2018年度D2C Rへ中途入社し、ストプラチームの立ち上げに参画。
おはなしRemoプロジェクトで相談対応件数が最も多いため、今回のインタビューで白羽の矢が立った

※参考記事:【キャリア事例】大きな決断をしたからこそ得られた「やりがい」と「気づき」
https://r-ibrary.d2cr.co.jp/member/2420/

 

▼星野いずみさん

ソリューション本部 データマーケティングチーム リーダー。
2020年度では、iOS14.5アップデート対策の分科会リーダーでの功績を評価され下期MVPを受賞。
今回の事例では、デタマチームの方向転換に伴い、星野さんがチームとしての案件・他部署との関わり方についてご相談。

※参考記事:新卒2年目でプロジェクトリーダーに抜擢。苦労を乗り越えた先のMVP
https://r-ibrary.d2cr.co.jp/member/3866/

 

インタビューでは、この記事を一緒に企画している新卒の外山くんに進行いただきました!

 

2-2おはなしRemo発足の背景と活用状況

外山
まずは、おはなしRemoが発足された背景を教えてください。

池邊さん
ストプラは普段他のチームとの関わりが少ないので、「他の部署と広く関わっていきたい」というのが取り組みの根幹にありました。

前提として、ストプラは何かしらの課題を解決することが目的のチームです。
そのため、リモートワークの影響で社内の方々が繋がりづらい状況でも他部署とのコミュニケーションを図り、案件のコンペや提案時以外も含めて色んな人のお悩みを解決したいと考えたことが発足のきっかけでした。

外山
課題解決のきっかけが生まれるよう、他部署とのコミュニケーションの場をつくることが目的だったということですね。
実際にご相談を持ち寄るのはどんな方が多いのでしょうか?

池邊さん
基本的には営業メンバーが多いです。あとは、星野さんのようなデータマーケティングチーム(以後、デタマ)や運用コンサルの方が来ることもあります。
ある時はおはなしRemoがいつの間にか運用メンバーの1on1の場になって、マネージャー陣の熱いお話を聞けたこともありました。

外山
意外な活用方法ですね…!
想像していたよりも自由度の高いコミュニケーションが生まれているように感じます。

 

2-3ご相談時の振り返り

外山
このおはなしRemoを使って、ストプラへご相談された経緯を教えてください。

星野さん
デタマチームとして案件や他の部署にどのように働きかけていくべきかという点に悩み、ご相談させていただきました。

というのも、池邊さんの仰っていた以前のストプラの状況と同様に、デタマでも案件・他部署との関わりが少ないという問題がありました。
その結果、データ軸での解決を目指そうにもそもそもの課題抽出に立ち会う機会がなく、まるでプロダクトセールスのような立ち回りをする事が多々あり…。

もっと、案件の戦略づくりや案件状況の分析のタイミングから参加していくために今後の他部署との関わり方を変えていかなくてはと思い、おはなしRemoに参加してご相談させていただきました。

外山
おはなしRemoに入室して相談する事に対して、参加ハードルは感じていましたか?

星野さん
いえ、むしろハードルは低く感じました。

普段であれば、他の部署とMTGする際は事前に状況を整理して挑む必要がありますが、おはなしRemoは自分の考えがまとまっていない状態でもざっくばらんに会話できる場だったので安心してご相談できました。

外山
ご相談された際はどのような雰囲気でしたか?

星野さん
ラフでアットホームな場という感じでした。
”がちがちに準備して相談”というよりは、”会話して一緒に策やアイディアを作り上げていこう”といった雰囲気です。

外山
ご相談の時点で意見を固める必要が無い分、柔軟に新しい考えが出てきそうですね。
実際にストプラにご相談してみてから、何か影響や変化はありますか?

星野さん
ご相談後、順調にストプラとの連携が進んでいる状況です。
例えば、コンペの与件やデータ周りの相談をいただけたり、逆にデタマ側で知っているデータ・情報の勉強会を実施できたりといった効果が表れています。

今まではチーム内で内向きに悩んでいましたが、チーム以外の方にご相談してみるという一歩を踏み出してみたことで、少しずつではあるものの着実に変化は生まれていると思います。

 

2-4おはなしRemoの取り組みについて

外山
星野さんのお話を伺ってみて、おはなしRemoの雰囲気の良さが伝わってきました。
ストプラ側では、ご相談に乗るときに雰囲気づくりで何か意識をされているのでしょうか?

池邊さん
そうですね、出社時で言う”近くの席の人になんとなく相談してみる”というような雰囲気でのんびり話すことを意識しています。

ご相談の目的や答えの方向性がないから参加しないというのではなく、どちらかというと目的や答えに見当がつかなくて困っている人にも来ていただきたいと思っています。
そのため、こちら側としてもその場でバシッと決めることを急いたりせず「こういう考え方があるよ」と話し合って、少しでもヒントを引き出せるような会話を心がけています。

外山
気楽に話を展開して、ご相談者の引き出しを広げていくイメージですかね。
そうした幅広いお話に応えるために意識していることや、課題解決につなげるためのコツはありますか?

池邊さん
毎朝、最新のニュースや情報を確認しています。
興味のある記事もそうですし、社用PCに入ってくるDMの流し読みも意外と大事だったりします。

また課題解決のコツとしては、答えは自分ではなく相手が持っているということを意識することだと思います。
ご相談者本人が自分で解決方法に気づけるよう、そこまでの道筋を通すサポートが出来たらと思っているので、そのために関連性があるネタを紐づけられるように面白い情報には常にアンテナを立てています。

外山
お教えいただいた課題解決のコツは、ストプラのような課題解決の専門家集団だけでなく色々な立場の方で転用できる考え方だと思います。ありがとうございます!
現在のおはなしRemoについて、課題に感じていることはありますか?

池邊さん
ストプラメンバーと面識のない方が相談しづらい可能性を課題に感じています。そのため、少しでも参加ハードルが下がるように出来ることは何かを考え続けています。

外山
どうしても、知らない方にいきなりご相談するというのは勇気がいりますよね。
ご相談者側から見て、ストプラにこうして欲しいといったご意見はありますか?

星野さん
ストプラの皆さんは得意分野が人それぞれで沢山あり、個性豊かなチームだと思います。
そのため、そんなストプラのことを知ってもらうためにペルソナのような形でメンバーの特徴を発信できたら良さそうですね。例えば”○○さんは男子大学生の生態に詳しいです”とか…。

相談者からすると、面識はなくても「この方は私の相談内容に紐づく特徴を持っているらしいから声をかけてみようかな」といったきっかけの一つになるのかなと思います。

外山
たしかに仰る通りですね。せっかくなので、後ほど記事の中でストプラメンバーのご紹介をいたします!
それでは、おはなしRemoの取り組みについて今後の展望を伺っても宜しいですか?

池邊さん
最近では世の中の環境が変わり、少しずつ出社を増やされている方も多いかと思います。
そのため、出社したときのための3次元おはなしRemo(※)的なものをつくるべきか検討しています。
(※)オフィスで相談できるおはなしRemoの3次元バージョンを検討されているそうです。気になった方はぜひ池邊さんにお声がけください!

また、リモート環境ではなかなか見えないおはなしRemoの使われ方や皆さんの意識の変化を追うために、ここまでのおはなしRemoの取り組みについて振り返りを行い今後の動きを模索していく予定です。

外山
まだ構想段階だとは思いますが、自分のような新卒1,2年目のリモート世代としては3次元おはなしRemoがあったら心強いです!
では最後にご相談者の星野さんから一言、これからご相談する方へ向けてアドバイスがありましたらお願いいたします。

星野さん
せっかくご相談できる環境が用意されているので、何かモヤっとすることや困っていることがあればまず暖簾をくぐってみていただけたらと思います

あとは私自身新卒2年目の頃からリモート環境に突入し、人にご相談しづらいといった苦労をした経験があるので、特にリモート世代の新卒1年目や2年目は意見の壁打ちの機会としても活用してみてほしいです。

外山
お二方とも、貴重なお話をありがとうございました!

 

3.ストプラメンバーのご紹介

インタビューの中で星野さんからいただいたご意見をもとに、この機会にストプラメンバーを少しご紹介していきたいと思います。
皆さん得意な領域や売りが様々あるので、何かお悩みがある方はこちらを参考にご相談相手を見つけていただけたら嬉しいです!

 

4おわりに

今回のインタビューを通して、おはなしRemoは想像よりも参加ハードルが低く、相談しやすい環境づくりが徹底されていることが分かりました。
何かお悩みがある際はぜひ、内容がまとまっていなくても気軽にご相談してみてはいかがでしょうか…!

もし闇雲に参加するのは緊張するという方がいらっしゃいましたら、上記ストプラメンバーのご紹介をご覧いただいてぴったりなご相談相手を選んで声をかけてみていただけたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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華山 瑛美

D2C R 営業本部 営業3部所属。千葉県のふなっしーの実家近くで育ちました。ゲームとK-POPが大好きです!

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