2022.02.24
プロフェッショナルをつくる環境づくりとは?オンライン下における新部署マネジャーの思考に迫ってみた!

はじめに

こんにちは!コミュニケーションデザイン部の佐久間です。
私たちの記事のテーマは「環境づくり」です。

前回は営業3部の実方真由子さんへインタビューさせていただきましたが、今回はマネジャーインタビュー最終回です。
本記事を通じて、今後教育側に回る社員の皆様方に「働きやすい環境がどのようにつくられているか」をお伝えできればと思います!

 


樋口 師寿/メディア部 マネジャー
2005年 美術家を志してバイクで上京。時計販売員など複数の職を経て、前職でメディア運営、SEM運用業務を経験。Web広告に魅力を感じ、知見を深めたい思いから2014年D2C Rに中途入社。運用コンサルタント、プランナーを経て電通デジタルに営業職として出向。現在では2021年10月より、メディア部にてマネジャーを務める。クライアントパートナーとして、顧客に寄り添う運用を目指している。
2児のパパ。趣味は子供とドライブに行くこと。福岡県出身。

 

環境づくりに関して

  佐久間
本日はよろしくお願いいたします!

  樋口さん
よろしくお願いいたします!

  佐久間
早速ですが、マネジャーになってどのようなチームをつくりたいと考えているでしょうか?

  樋口さん
大きく分けて、対「仕事」と対「人」で考えています。
対「仕事」ですと、圧倒的に「プロフェッショナル」なチームをつくりたいと思っています。
一昨年まで電通デジタルに出向しており、外の風を知っているので、電通デジタルの当たり前をD2C Rに還元するのが、自分のミッションだと考えています。

次に対「人」で言うと、何でも相談ができ、一緒に成長できるような環境や関係のチームをつくりたいです。
具体的にしていることとしては「幸せになるために働いている」という大前提の中で、個人の幸せの共有をします。
それにより、メンバーの仕事へのモチベーションが分かり、そうすると仕事の依頼の仕方も変わり、同じ目線で仕事を進められると考えています。

  佐久間
対「仕事」に関して、当たり前を還元するというのはチームづくりにどのように影響しているのでしょうか?

  樋口さん
D2C Rは「ともに成長をつくる」というミッションが前提にありますよね。
ただ、現状だとクライアントのパートナーとして、ビジネスをグロースさせることに対してまだまだ伸びしろがあると感じています。
その為、そこに対して妥協しないチームをつくっていくことを目標にしています。

  佐久間
ありがとうございます!
対「人」に関して、メンバーとの距離が近いとはどのような状態でしょうか?

  樋口さん
精神的な部分になります。
例えば、仲の良い人の趣味嗜好を知っているのと同じように、チームでも理解し合っていたいと考えています。
「来年どうなっていたい」や「この人は何をしたら楽しいのか」など。
分かち合えているチームだと仕事をする上でも楽しいし、チームが育つイメージが具体化しやすいかなと。
仕事が来たら「手が空いているから任せよう」ではなく、仕事の内容と各個人のやりたいことと直結させて、納得感を持って働いてもらえると思っています。

  佐久間
具体的に、メンバーの精神的な距離を近くするために重要視していることや具体的な取り組み等はありますか?

  樋口さん
「数」と「質」どちらも重要だと考えています。
「数」としてはRemoでの会話量を増やしていることですね。
「質」としては繰り返しにもなりますが、幸せを可視化したり、学んだことをアウトプットする会を実施して、各人の考え方を可視化することで、質の高いコミュニケーションができています。

  佐久間
コミュニケーションの「数」を増やすということですが、メディア部の人は常にRemoにいるイメージがあります。
マネジャーからメンバーに対して、Remoにいるよう働きかけているのか、それともRemoにいる雰囲気が自然とでき上がっているのかどちらになるのでしょうか?

  樋口さん
後者だと思います。
会社にいれば、デスクで作業していて、話しかけやすいですが、Remoってオンラインなので、話しかけにくいですよね。
オンラインでもオフィスにいる様に、「ちょっといいですか?」って話しかけられるのが理想の為、それを実現するためにRemoを導入した背景もあります。
もちろん自分で調べて妥当解を見つけるのも大事だと思います。
ただ、聞いたからこそ「+α」で得られるものもあると思っていて、サクッと聞いて、残った時間で雑談するみたいなのが理想ですね。

  佐久間
仰っていただいた環境づくりをされている一方で、環境やチームについての課題や挑戦したいことなどありますでしょうか?

  樋口さん
チームで改善したいことで言うと、チャレンジし続けたいと思っています。
マネジャーになる前は全社プロジェクトに関わらせてもらう機会が多く、そういった活動は引き続きやっていきたいです。
全社プロジェクトは含まれずとも、メディアコンサルチームに求められていることで、会社がより良くなるのであれば挑戦していきたいです。
D2C Rの良いところは「リソース空いているなら良いんじゃない?」みたいな感じのフランクさで何でも出来るところだと思います。
そういうチャンスって多いと思うので、やり方が分からないときは相談もらえたら嬉しいです。

 

教育整備について

  佐久間
先ほどは環境面に関してお伺いしました。
次はチームやメンバーの育成などの、教育制度についてお伺いします。
メディア部としてどのような教育をされているのでしょうか?

  樋口さん
メディア部として、「広告運用を通して何を実現したいのか」と「現状と目標のギャップに対して、施策をどう行うのか」ということを考えられる人材を育てていきたいです。 
皆様も経験あるかと思いますが、座学を受けた際、知識として覚えますが、それが仕事に連動するのは少し先になりますよね。
それを、目の前の仕事に取り組みながら、デイリーやウィークリーで振り返りをし、血肉にしていくのが、良いと考えています。
具体的な教育制度ではないですが、情報と経験をモノにしていくことを促進していきたいです。

  佐久間
樋口さんを含めメディア部として、振り返りの形や、重視している項目はありますでしょうか?

  樋口さん
重視する箇所は目的次第かと思います。
最初のうちは業務整理として振り返りしていたものが、仕事に慣れてくると、人と会話したことで振り返りをすべき瞬間もあるかなと。
なので感じたことや不明点を置き去りにせず、回収できればどんな形でもいいのかなと思います。

  佐久間
樋口さん自身はどのようなタイミングで、どのように振り返りされているのでしょうか?

  樋口さん
僕の場合だと「感動した場合」が多いです。
「こういう考えもあるのか」「こうした方が良かった」などを自分宛にSlackで送っています。
特にコンペなど、振り返りの連続ですがその時々で振り返るようにしていますね。

  佐久間
新卒のレクチャーでも「どういった箇所をどのように何を振り返れば良い」のような型が知れたら良いなとお話を聞いていて感じました。

  樋口さん
ジャストアイディアですが、それをインタビューして記事化すると色々な人の振り返り方が分かって面白いかもしれないですね!
振り返りの仕方は様々ですが、全て誰かのナレッジだと思います。
ただ、新卒からすると分からない部分も多分にあると思うので、そういう意味では「型」は選べる状態だと良いですね。

  佐久間
過去記事を拝見して、今後の理想としてプロフェッショナル集団をつくると仰っていました。
メディア部マネジャーになり、環境や立場が変わった中で目標の変化はありますでしょうか?

  樋口さん
良い質問だな…笑
基本的には、変わっていないです。
クライアントのビジネスパートナーとしてプロでありたいというのは出向して半年や1年経ったときに思ったので。
例えばある人が「デジタル広告をやってきた〇〇さんです」って言われたとき、耐えれるかどうかがプロとしての武器だと思います。
そうなった時に胸張って「できます」って言えるかどうか、そのレベルまで到達させることが、マネジャーの責務だと考えています。

 

樋口さんからのメッセージ

  佐久間
最後にこの記事を読む人たちに向けて一言お願いします。

  樋口さん
これから自分も頑張っていくので一緒に成長しましょう!
よろしくお願いします!

 

まとめ

インタビューはいかがでしたでしょうか?
樋口さんからのインタビューを通して、メディア部としての環境づくりやプロフェッショナルについて詳しくお聞きすることができました。
また、振り返りのお話は年次関係なく、参考にしていただける内容かと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

プロフィール画像
佐久間彩香

新卒17期。 コミュニケーションデザイン部 高鶴チーム所属。ラーメンとビール好き。 皆様に佐久間になら、と信頼していただけるような人を目指しております! 宜しくお願い致します。

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