2022.12.08
みんなの推薦図書:本田さん、星さん

おつかれさまです!広報の川向@canvas_d2crです。
昨年
リニューアルしたR-ibraryの名前に込められた想いにちなんで
Rメンバーにぜひ読んでもらいたい本を紹介する“ D2C R推薦図書 ”です。

R-ibrary:古書から最新の雑誌や新聞など<今>に繋がる書籍が置いてある図書館(library)のように、
D2C Rの変わらない価値(昔)と新しく生み出していく(今)が共存できる場所。

今回は、ストプラチームの本田さんとメディア&ソリューション本部の星さんに聞きました。
このお二人がどんな本を読んでいるのか、気になりますよね。

記事の最後には、お二人に社内メンバーの中から「この人の推薦図書を知りたい」というメンバーを指名してもらっているので、誰が指名されるのか(あなたかも⁉)ドキドキしながらご覧ください。

 

▼前回の藤田さんと江藤史雄さんご指名ありがとうございました!

みんなの推薦図書:藤田さん、江藤史雄さん

本田さんオススメの本

2015年2月D2C Rに中途入社。
2020年にストラテジックプランナーになりプロモーション戦略の立案、
企画の進行管理を行ってます。最近は音声広告の進行管理をしてます。

 

ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代
(ダニエル・ピンク)

オススメする理由

私の所属するチームには新卒の方が入って来ません。
そこで普段コミュニケーションを取る機会のない新卒の方々に向けたオススメ本紹介と、させて貰います。

この本はビジネスマンとしての姿勢や思考、感性を「分かり易く言語化」した本です。
また読み物として楽しめる側面もあるので、普段あまり本を読まない人にもオススメできます。

本のタイトルにあるハイコンセプトは”6つのセンス”で構成されていて、
そのセンスを磨くことで、「新しいこと」を考えられる人になる。そんな仕組みになってます。
”センス”と聞くと自信を無くしそうになりますが、
そのセンスの磨き方・とっつき易い手段、が明記されていて
自信を無くさず自己研鑽に励むことができると思います。

例えば)議論よりは物語|情報の価値
検索などの普及によって情報(事実)は瞬時&無料で得られるものが増加。
その結果、情報の価値は低下している。そんな状況下で事実”だけ”を伝えても、
相手の感情を変化させることは難しい。そこで事実は文脈/物語にして伝えることが有効。
なぜなら文脈/物語は感情の変化を起こすのに有効な手段だから。

このように正直、突飛な内容が掛かれている訳ではありません。
冒頭に記載した「分かり易く言語化」した点がポイントです。
原点に立ち戻る、事が出来たり、いつ見ても解釈がズレない有用な言葉選び・内容になっています。

新卒の方々は(たぶん)作業に追われていて基本に立ち返る時間がなかなか取れないと思います。
そこで提案です!年末年始に(興味があれば)この本を手に取ってみませんか。

今年の振り返り・新年の抱負を定める時、この本は参考になると思います。

※おまけ※
この本の帯に『未来を見通す力をつける本!』と紹介があります。
ハイコンセプト≒未来を見通す力と定義してますが、この文についても共感できます。
筆者自身がハイコンセプトを活用して書籍化。
未来を見通す力で書き上げられた本書は初版の2006年以後、現在でも納得感のある内容です。

どんな人にオススメですか?

今年の新卒社員

 

 

星さんオススメの本

@hoshi_wataranai
メディア&ソリューション本部で本部長をしています。星です。
今している仕事は部長やマネージャーたちをあーでもね、こーでもねいうことを仕事にしています

 

武士道
(新渡戸稲造)

オススメする理由

読んだことないことが前提で記載するので、既読の方がいたら生意気な言い方になってたらすみません。
ワールドカップの観戦後のごみ拾いであったり、
行列があったらちゃんとうしろに並ぶ、
電車で困っている人がいたら席を譲るであったり、
日本人特有のいわゆる他国からリスペクトされるような行動様式って
日本のどんな価値観から生まれてるのかってご存じだったりしますか?

いわゆる宗教教育がない日本で道徳的な価値観、一般的ないわゆる美徳が、
暗黙の了解でちゃんと根付いているのが日本独特のカルチャーなんじゃないかなと思います。

そういった無意識でも美徳というような価値観を認識できている
環境構築の一端を担っているのが、武士道としての考え方だと思います。

大事な価値観としての”義”であったり、“礼”であったり、
こういう言い方をいうとあれですが日本人として
言われたら当たり前のことを体系的に整理されている「だけ」です。

ただ一方、この価値観を悪用した歴史もあることは事実です。
そういう表裏も含めて改めて自己認識をアップデートするにはいい機会だと思います。

人として気持ちよくコミュニケーションをする、
自己肯定感を高め気持ちよく生きるために自身の価値観を改めて確認する、
そのための考え方を整理するにはいい本だと思います。

どんな人にオススメですか?

・なんとなく自分のやってることがあっているかわからない人。
・社会の暗黙の了解がよくわからない人。
・おじいやおばあが言ってることがよくわからない人。

 

 

本を読む理由

・本田さん:先人の知恵に頼れる。が読む理由だと思います。
普段、仕事をしていると「無知って罪だな」と感じ、反省することがあります。
その反省をキッカケに本を手にすることが多いです。

何か知識を得たいとき、先人の知恵を吸収するのが手っ取り早いと思うんです。
(リープフロッグ現象と同じ原理だと思ってます)だとしたら本を読まない手はないなと。

なぜ、その手段が本なのか?について
本だと“ある程度“内容を覚えているからです。

近年、動画配信サービスや音声コンテンツなど、人の知識に触れる手段は増えてるじゃないですか。
それ自体はすごくポジティブなことなんですが、私の場合 “ほとんど”内容を覚えてないんです。
(個人的な問題かもしれませんが)なので本を手にするようにしています。

 

・星さん:あんまり本を読まない僕が言うのもあれですが、、、。
基本的には自分の時間を有意義にするヒントが本にはあると思います。 本を読む時間が有意義なわけではなく
(もちろんそれはそうなんですが)、本を読んだ後の自分に変化があることが、自分にとってはいいことなんじゃないかなと。
読んだ本の量は問題ではなく、そこからの影響力、アウトプットのほうが大事だとおもうので
その読後の自分への影響のほうが大事なんじゃないかなと思います。

 

最後に、次の推薦図書を紹介する人の指名をお願いします!

・本田さ → 鈴木宏和さん(同期入社)

・星さん → 川村卓さん

 

本田さん、星さんありがとうございました!
気になる本があった方は、おうち時間の合間に読んでみて下さい。感想はぜひご本人に伝えてみて下さい。

(指名されたお二人は恐らくこの記事を見て知ったと思いますので、後日改めてご連絡させていただきますね。)

次回もお楽しみに!

 

▼今まで紹介された本をチェックしたい方はこちらからどうぞ!

 

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川向 真未

広報チーム。デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集長。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。社内のイベント企画&運営はついつい気合いが入るタイプ。社内報『R‐ibrary』で発信できるネタをいつも探しています。

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